おぎわら隆宏
 

おぎわら隆宏 政治に、良心を。

横浜市会 本会議録等録画配信

カジノIR誘致を止めるまで~おぎわら隆宏 横浜市会での攻防~

 横浜市のカジノIR誘致事業は、2019年(令和元年)8月22日に林文子前市長がカジノIR誘致を突然発表して始まり、2021年(令和3年)8月22日投開票の横浜市長選においてカジノIR反対派の山中竹春現市長が誕生して事実上終焉を迎えました。9月10日に市長より本会議においてカジノIR誘致撤回が表明され、10月1日にIR推進室が廃止されました。

 カジノIR誘致の最大の問題点は、民意を問うていなかったこと、そして正確な情報が市民に提供されていなかったことです。おぎわら隆宏は、横浜市会においては委員会や本会議の質疑を通じて、また、住民投票を実現するための署名活動を通じてカジノIR誘致を阻止すべく活動してきました。

 観光客データがきわめてずさんで恣意的なものであったことや、典型的なカジノ産業であるにも関わらず「IRはカジノではない」と発信する前市長、10億~100億の年商のヨーロッパ型カジノと、5000億~8000億円規模の年商を目指す横浜市が誘致するラスベガス型カジノとではまったく性質が異なることなど、横浜市はいっさい発信してきませんでした。カジノの面積はIR総床面積の3%に過ぎないと有識者も語っていましたが、シンガポールIRと同じ面積でもカジノの広さは横浜スタジアムのフィールドに匹敵します。シンガポールの入場料は1万2千円なのに対し、日本は6千円。富裕層をアテンドするジャンケットも日本は禁止するなかで、世界の富裕層が本当に横浜IRに来るのかは疑わしく、マレーシア最大手銀行はレポートの中で、日本のIRが海外VIPから得られるカジノ収益はゼロ%、海外旅行者からは17%と予測していました。(ブログ「横浜の風」ご参照ください)つまり、収益源は国内居住者と国内旅行者のみ、つまりほぼ日本国民のみで83%の収益を得ることになり、それが事実となった場合の国民へのダメージは計り知れないものがあります。

 このようなリスクチェックが行われずに進められていたカジノIR誘致は、2021年の市長選において自民党推薦者を含む多くの候補者がカジノIR誘致反対もしくは取りやめを掲げ、立憲民主党推薦の山中竹春現市長が当選し、撤回されるに至りました。

 二度と同じようなことが繰り返されないために何を改善すべきなのか。住民自治の制度のあり方や、議会と行政の関係性の是正など、カジノIR誘致が投げかけた論点を整理して日本全体のより良い未来につなげていくことが政治家に求められていると思います。

 2019年の市議選で公約として掲げた「カジノ誘致に反対」を貫き、カジノ誘致を阻止するため行ったおぎわら隆宏の横浜市会での主な攻防のやりとりを、録画と議事録でぜひご覧いただき、カジノIR誘致撤回までヨコハマが辿った2年の長い道のりを振り返る一助として頂けましたら誠に幸いに存じます。

2019年(令和元年)9月6日 第3回定例会

【本会議・一般質問】
宿泊客・日帰り客の観光客データの不適切性を指摘した初めてのカジノIR誘致に関する林文子前市長への質疑
(録画)横浜市会 本会議等録画配信 (yokohama.lg.jp)
(議事録)令和元年度 第3回定例会(2019年9月6日)

2021年(令和3年)1月6日 第一回臨時会

【本会議・議案関連質疑】
カジノIR誘致の是非を問う住民投票条例案に関する林文子前市長へ質疑
(録画)横浜市会 本会議等録画配信 (yokohama.lg.jp)
(議事録)令和3年度 第1回臨時会(2021年1月6日)

2021年(令和3年)3月19日 第1回定例会

【予算総合審査】
カジノIR誘致に関する林文子前市長への質疑(9:52から56:04)など
(録画)横浜市会 本会議等録画配信 (yokohama.lg.jp)
(議事録)令和3年度 予算第一・予算第二特別委員会連合審査会(2021年3月19日)

慈しみ合うヨコハマへ

 おぎわら隆宏公式ウェブサイトにお越し頂き、誠にありがとうございます。

 私は、2012年12月、横浜市議を辞して神奈川4区において民主党公認にて衆院選に出馬致しました。二大政党を守るため、民主党を守るためとの思い一心での決意でした。敗北を覚悟しての選挙戦でした。その後、私にお金がないとの理由で民主党から公認を頂けず、無所属で衆院選に再度出馬致しましたが、再び敗北しました。すべてを失い、政治家人生は終わったと思いました。その後、参議院議員秘書をしながら、また、障がい者施設で働きながら、世の中は多くの理不尽にあふれている、一度志を立てた政治家の道をここであきらめてはならない、との思いを強くして参りました。しかし、私が政治家として再生をめざすのであれば、私を政治家として最初に生んで頂いた横浜市西区の皆様に、再び議員として仕事をしても良いかどうか、しっかりご審判を仰ぐべきだと思いました。
 そして、2019年春の横浜市議選に西区から立候補し、3度目の当選をさせて頂きました。

 2019年市議選の際の「カジノ誘致に反対します」「中学校給食を実現します」「支え合いの福祉を拡充します」の3つの公約のうち、カジノ誘致は撤回され、中学校給食は2026年4月よりデリバリー方式にて全員給食が実現する運びとなりました。すべては後押しを下さった市民の皆様のお力添えの賜物であり、心から深く感謝を申し上げます。

 最後の「支え合いの福祉」については道半ばです。福祉は万民の人生を支えるものであり、利用者の皆様も、福祉職の皆様も、皆が幸せになるものでなければいけません。誰もが安心して地域で暮らすことができる福祉の拡充に向け、さらに取り組みを進めさせていただきたく心よりお願いを申し上げます。

   「誰かが」幸せになる社会よりも、「誰もが」幸せに暮らせる社会を求めて。

 疲弊する地域経済に活力を取り戻し、福祉を高め、困難を抱える人々と共に生き、穏やかで安心あるヨコハマを作るために。

 政治に健全な良識をもたらし、今は市政に届いていない市民の声を聞き、市民の希望と、自由と、尊厳を守る、良心に満ちた新時代の横浜市政を拓くために。

 人間の良心を存分に発揮できる、互いに慈しみ支え合える社会をめざして、すべての市民が「生まれて良かった」と思えるヨコハマを築くため、全力で我が身を捧げて参りたいと思います。

 西区の皆様の、より一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう、心より深くお願いを申し上げます。

横浜市会議員
おぎわら隆宏

主な政策POLICIES

ひとりひとりに優しい、福祉一流のヨコハマへ。

おぎわら隆宏

 ますます人口が減少し少子高齢化が進これからの横浜市には、様々な困難を抱える全ての市民に、それぞれが必要とする支援を十分に提供できる「福祉力」が最も必要だと、おぎわら隆宏は考えています。
 人間はその強さ以上に、本来は弱さこそが光であり、あらゆる障がいの有無を越えて、誰もが安心して自由に生きる権利を平等に持っています。一人では生きていけない人間の弱さこそを貴び、互いに認め合い、支え合って生きる社会を築くことが、かけがえのない豊かな人生の礎になると私は信じています。
 人間の良心に基づく、正直で、親切で、丁寧な取り組みが横浜市政に根付くよう、一人ひとりにしっかり寄り添う福祉一流のヨコハマを次世代につなぐため、おぎわら隆宏はこれからも全力で取り組む決意です。
 西区民の皆様の大切な一票を、おぎわら隆宏にお託し下さいますよう、心より深くお願い申し上げます。

市政に、良心を。

おぎわら隆宏の11政策

支え合いの福祉
支え合いの福祉
  • .多様性を認め合い、共生社会を実現する施策を進めます。
  • .介護・保育・障がい児者支援など福祉人材の待遇改善に取り組みます。
  • .年齢や障がいの有無にかかわらず安心して地域で暮らせる支援を進めます。
インクルーシブな教育
インクルーシブな教育
  • .障がいの有無を超え、皆がともに学ぶインクルーシブ教育を推進します。
  • .医療ケア児や、発達障がい・知的障がい・肢体不自由など障がいのある児童生徒の育ちを支え、その家族も含めた支援を充実させます。
世界標準の賃金
世界標準の賃金
  • .低賃金で働く人々の労働条件を向上させます。
  • .横浜型リビングウェイジ制度の創設をめざします。
    ※例えば福祉職などで、事業者にモデル賃金を示し、職員の待遇改善につながりやすい制度を横浜市独自に創設すること。
守り合う防災
守り合う防災
  • .がけ地対策や橋梁・水道菅等の老朽化対策など、市民の安全を守る事業を進めます。
  • .豪雨等の風水害や大地震など自然災害への備えをより一層強化します。
市民が主の自治
市民が主の自治
  • .市民一人ひとりが主権者としての権利を存分に発揮できる真の住民自治を深化させます。
  • .18区ある市内の行政区における民主的機能の向上に取り組み、ヨコハマの民主主義を守ります。
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おぎわら隆宏プロフィール

1970年生まれ、ドイツ・フランス・イギリス・アルジェリア・日本の5カ国で育つ。
立教英国学院卒、早稲田大学第一文学部卒。阪神淡路大震災に被災後、新聞配達、会社員を経て代議士秘書を勤め、政治に出会う。横浜各地の運送ステーションの深夜アルバイトをしながら学習塾を運営、MM21地区のホームセンター販売員等を経て2007年横浜市会議員西区にて初当選。
2011年2期目当選。2012年及び2014年衆議院議員総選挙に神奈川4区から挑戦するも落選。
捲土重来を期し、横浜市西区にて「政治に、良心を。」をスローガンに活動、2019年春、横浜市会議員に西区にて3期目当選。
カジノIR誘致阻止に向け活動し、山中市政の誕生により誘致撤回実現。中学校給食の全員給食化も策定される。
2023年春、4期目当選。横浜市の福祉力の向上に向け全力活動中。

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おぎわら隆宏事務所

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TEL:045-334-7213

FAX:045-334-7214

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