無所属 衆議院候補 おぎわら隆宏

 

理念

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人はさまざま、人が抱える事情もさまざまな人間社会で、皆がそれぞれの事情を尊重し合い、支え合えるように。

人間社会は、弱肉強食でもなく、競走でも、拝金でもなく、これらを理由に、人が人を苦しめる社会があってはいけません。「利己主義は、文明の産物であって、原始の果実ではない。」とフランスの哲学者アランは言っています。己の生き残りを追求するために、自分あるいは自分達だけ守ろうと、利己主義を助長し、争い、利他を排除し、良心に背を向けることは、人間社会本来のあり方ではありません。

自然界はときに過酷な様相を見せ、たとえば自然災害においては、どのような善人であっても、その命を奪われる理不尽さを伴っています。人間が自然の産物である以上、その厳しさや過酷さを人間自身も合わせ持ち、そのために争いが絶えず、社会の不安もなかなか消えないのだろうと思います。

しかし人間には「人を助けたい」という生まれ持つ良心があると思います。 困っている人がいれば助け、互いに慈しみ支え合う利他の気持ちは、人間本来のものであろうと思うのです。

政治は、過度な競争や争いを助長するのではなく、自然がもたらす過酷さを克服し、人間が生まれ持つ良心を存分に発揮できる社会を整え、ひとつでも多くの苦しみや悲しみを取り除き、互いを支え合う社会を維持することが、本来の役割と思います。

我が国は、戦後これだけ経済的に成功しながら、常にどこか「豊かさを欠いた」国でした。それは、競走に勝つための経済的・効率的な視点だけではなく、もっと自由に、もっと共助的で、互いに安らいで生きることの大切さを物語っています。

誰も一人で生きているのではなく、世界中で皆、支え合っています。
助け合い、恵み合う社会を維持し創造すること。
そして、個人や地域、果ては民族や文化まで、「多様な個」の尊厳を認め、守ること。それぞれの人生・考え方を包容し、尊重し合って初めて、社会は豊かになれると思います。
常に、世界的視野で「多様な個」を尊重すること。
この二つの事柄を実現するために、地方と国とを問わず、立法府である議会は、公平・公正なルールを作る役目を担い、議員は常に明確なビジョンを持ち、市民国民に奉仕することが求められていると思います。

生きることに困った時、生きる甲斐が見つからない時、職場で、あるいは地域の中で、その人にとって支えとなるものと出会えるように。
人はさまざま、人が抱える事情もさまざまな人間社会で、皆がそれぞれの事情を尊重し合い、支え合えるように。
そして、人間社会の無限の可能性を、子々孫々にわたって追求することが出来るように。

地域の皆様が何を望み、何を目指し、何を必要としているかを、常に心の内に置き、皆様のお側に歩ませて頂きながら、横浜と日本のさらなる発展のために、全身全霊を尽くして参る所存です。

市民国民の困窮と苦難よりも、政党や政治家自らの保身と利益にのみ執心して日本政治が良識を失い続けた

政治とは、私欲を排し、惰性を戒め、過去の陋習を破り、強く理性と良心に従って、人間生来の自由と尊厳の平等を堅く保障する社会を築き、すべての市民国民が、どの民族、地域及び国家に生まれ育ち居住しようとも、また、どの思想、信条及び信仰を保持しようとも、また、どの文化、言語及び風習を慣用しようとも、生まれ持つ身体的個性と性質に一切の偏見なく、等しく暴圧と差別から守られ、すべからく人として蔑みを受けることのない敬いある交流を享受し、穏和で平和ある幸福な暮らしを妨げられることのないよう、清廉に経綸を支え、世に静寧を維持することを至要たる任とするものでなければなりません。

しかしながら昨今の日本社会は、1990年代初葉に端を発するバブル崩壊に始まった景気後退局面の後遺症から未だ抜け出せず、グローバル主義に基づく競争社会の下で国民生活の格差は広がり続け、将来に不安なく人間らしい暮らしを手にすることが困難な人々は依然として存在し、人間としての尊厳を傷つける過重労働や低待遇、低賃金等の生活環境の改善には至っておらず、一億総中流と称された高度成長期の右肩上がりの世情とは一変し、正規雇用が減じるに従い可処分所得も減り、国民の平均給与は平成10年を頂点に下降し、個人消費は停滞し続け、高齢者の貧困と子どもの貧困は野火のごとく広がり、地方経済の疲弊は猖獗(しょうけつ)を極めています。

いっぽう、日本の人口減少と少子高齢化の進行は止まる気配が見えず、多額の政府債務残高が累積されるなか、国と地方の財政危機は悪化の一途を辿っています。特に、医療、年金、介護等社会保障制度への負荷は著しく、成長戦略と呼ぶにふさわしい高付加価値を生み出す力強い新規産業も現れないまま、将来不安の火種は燃え続けています。

その現況にあって、我が国の政党政治は、直面する課題に対する真摯な政策議論を怠り、ひたすら選挙対策に没頭し、市民不在の党利党略に走り、山積する深刻な政策課題に対し未だ有効な手を打つことが出来ていません。国と地方を問わず、選挙目当ての政争は盛んに叫ばれますが、国難を打開し得る政治的理念の訴えや、本来政治が率先して解決すべき弱者救済の健全な政策討論の声は一向に聞こえず、ただ互いの誹謗中傷に明け暮れ、あるいは互いに融通癒着し、議会における課題解決の本質に迫る議論は著しく劣化していると断ぜざるを得ません。

声にならない市民国民の悲壮な思いが、誰にも見向きもされず大海の小舟のように捨て置かれる姿が日本社会の随所に見受けられることは、市民国民の困窮と苦難よりも、政党や政治家自らの保身と利益にのみ執心して日本政治が良識を失い続けた結果であり、これ以上の看過が許されない重大な国情にあることを政治家自らが悟り、その改善に奮起する必要があります。

今、この社会的危機にあたり、横浜に良識ある政治への期待をもたらし、市民に未来への希望をもたらし、市民それぞれの幸福の追求にあって存分に人間らしい暮らしを生き、人間の自由と尊厳を守る良心と平和と平等を謳う善意の精神をもって、大海を渡り港に辿り着く清々しい爽やかな海風のような新時代を切り拓く政治を、開港の地・国際港都ヨコハマに花開かせ、真に希望ある横浜と日本の未来創造のため全力を傾けて参りますので、市民の皆様のご指導ご鞭撻をより一層賜りますよう、深く心よりお願いを申し上げます。

荻原隆宏