無所属 衆議院候補 おぎわら隆宏

 

これまでの活動

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平成21年 都市経営・行政運営調整委員会

△平成21年度の調査・研究テーマについて

○(斉藤[達]委員長)
 それでは、議題に入ります。
 平成21年度の調査・研究テーマについてを議題に供します。
 初めに、委員の皆様に確認させていただきたい事項がございます。
 過日の運営委員会におきまして、特別委員会の再編に当たっては、名称、付議事件は大きくとらえ、一定の継続性を担保しつつ、新たな市政課題やより重要な事項等を、その委員任期中の調査・研究テーマとするということが決定されました。
 したがいまして、本日の委員会では、委員の皆様からの御意見をもとに、今年度の本委員会の調査・研究テーマを決定させていただきたいと思います。
 テーマの設定に当たりましては、事前に正副委員長で協議した案がございますので、先にこの案につきまして御提案させていただき、その後、委員の皆様から御意見等をいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○(斉藤[達]委員長)
 まず、調査・研究テーマ案ですが、本委員会の付議事件が、開港150周年を契機とした次の50年を見据えた都市づくりのため、港を中心とした臨海部や横浜の歴史を活かした市内都心部の活性化施策の推進を図ることとなっておりますので、テーマ案につきましては、都心部の活性化についてを正副委員長より提案させていただきたいと思います。
 都心部の活性化と申しましても、さまざまな項目がございますので、例として関内地区等活性化について、横浜駅周辺大改造について、都心臨海部・インナーハーバー整備構想について等、市民の関心の高い項目を中心に取り上げ、これに関連する視察や有識者の意見聴取を行い、意見等を取りまとめていきたいと考えております。
 それでは、各委員の御意見をお願いいたします。
 なお、先ほども申し上げましたとおり、本日は当局にも御出席いただいておりますので、御質問等ございましたらお願いいたします。

◆(田野井委員)
 ことし開港150周年を契機に、100年に一遍と言われる世界大不況のさなか、横浜は日本のあらゆる文明開化の地であり、ものの初めの地であるということは御承知のとおりでございます。そういった中で、次なるこれからは地方分権時代になってくる。地方分権というのは、横浜は人口367万人とふえ続けているわけですが、地方分権はいかに自主財源を確保するかというのは喫緊の課題ではないかと思います。みなとみらい21地区を初めとする市内への観光入込客数の2009年の目標は5,000万人であり、中華街にもたくさんの方々がお見えのことはよく認知はしているのですが、本当にこれが横浜の経済の活性化につながっているのかと考えたときに、私はまだまだやらなければならない施策があると思います。人が多く住まわれるということは、御案内のように、横浜は近年、五重苦とも言われた関東大震災、昭和初期の大恐慌、昭和20年5月29日の大空襲、接収、そして接収解除ということの中で、一番の苦として、ビッグ都市東京のある意味ではベッドタウンとなり、昼間人口比率も大都市の中で、大阪は昼間が100万人ふえるけれども、横浜は10%前後は減になっているということは事実だと思います。
 そういう中で横浜が東京に比してやっていくには、横浜らしさをどう追求するかということが重要であり、まさに特別委員会としてこの委員会ができたことを私は本当に時宜を得たものと冒頭に感謝申し上げたいと思います。
 その中でこんなにいっぱい資料を持ってきていますが、きょう委員長のお許しをいただければ、御配付申し上げて、検討材料にしていただければありがたいと思っています。まず1点が、日産の本社が横浜に誘致されます。しかし、御案内のように、今こういう時代で自動車産業がなかなか厳しい状況になっています。ここで、昨年緑新税ができたように、地球環境問題を考えたときに、今、電気自動車、エタノール自動車、エコカーがプリウスを初め売れてきていることは事実でございます。世界の基幹産業は車と建設関連という中で、横浜からいち早く発信すべきだという点で、まず日産の本社が来ると同時に、横浜市内中心部、みなとみらい21地区で市街地レース、エコカーレースを行ってもらいたい。
 実は、後ほどお配り申し上げますが、ロングビーチに視察に行ってまいりました。ロングビーチはトヨタ・グランプリが始まって、これは確かに音は大きいですが、興奮状態で私たちは見てまいりました。これが一気にロングビーチの経済の活性化につながりました。市長等々にもお会いしました。現地のコースの担当者も横浜のみなとみらい21地区を見に来て、ロングビーチよりもはるかにコースはいい、道路状態もいいということもお墨付きをいただいておりまして、電気自動車レースを初めとした新たな車産業の創出をぜひ実現してほしいという文書での提案をさせていただきたいと思います。
 ことしは8月22、23日に、2009トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会があり、2日間の交通規制がかかります。11月にも2009横浜国際女子マラソン大会、42.195キロメートルの交通規制がかかる。いろいろな意味合いの中で課題は山積していることは重々承知ですが、どうぞこのことも踏まえて、これをお配りさせていただきます。
     (資料配付)
 もう一つは、東京都がカジノを推進しますということで、実は神奈川県でも勉強会が始まっています。カジノというと、ばくちのようなイメージがありますが、ヨーロッパへ行くといいまちの象徴はカジノとヨットハーバーということは御承知のとおりだと思います。この辺を含めて東京都も本当に勉強しています。これは国の認可事項ですから、認可が下りたときに横浜市が勉強を重ねておかないとヨーイ、ドンのスタートを切ったときに間に合わないだろうと想定されるわけで、東京、神奈川、静岡、大阪、和歌山、宮城が地方自治体カジノ研究会で検討を重ねているということでございます。
 カジノについては、横浜商工会議所でもカジノ研究会が立ち上がって、すべて勉強は終わっております。いずれにしても、これは民間活力導入ですから、そういった意味でカジノの件についてもお配り申し上げたいと思います。
 そして経済波及効果等々も最後にペーパーでお配りしますが、これからの委員会の中で、ぜひ検討材料に入れていただき、推進していただければ、横浜がさらに魅力アップするでしょう。そして税収獲得という形の中で、実は東京ディズニーランドがある浦安市はすごく特典があります。そういうことも調べていただいて、マカオでは税収が上がっていますので、資料の中にも記してありますが、医療費、学費が私の知る限りでは高校までは間違いなく無料である。しかし、余りにも突出しているので中国政府が押さえにかかっているということも事実です。こういうことも踏まえた中で実は今裏カジノがすごいのです。パチンコ産業が4兆円と言われていますが、裏カジノはそれをしのぐ勢いで進んでいるのです。こういうことも合法的にちゃんとやらないと大変なことになる。経済波及効果等々も出ております。それをもう1回確認するために、私が調べた資料でございますので、またよく精査をお願いしたいと思います。
 実はシンガポールでことし12月に大きな3つのタワーができますが、そこにカジノができます。間接的にも雇用は3万5,000人という報道がされています。税収を上げながら、教育、福祉、そしてさまざまな分野で有効に税収を活用していくという意味合いの中で、本日、私の調べた中での資料を提供させていただきましたので、ぜひ委員会として取り上げていただいて推進していただければと、冒頭で大変恐縮ですが、提案させていただきます。

○(斉藤[達]委員長)
 今、田野井委員から資料の提供とあわせて市街地レース並びにカジノ誘致というテーマを挙げていただいております。きょうは第1回目ということもありまして、都心部活性化というテーマを見たときに、委員の皆様の思いとかいろいろ御意見、御示唆をいただく機会にできればと思っております。きょうは田野井委員から提案をいただいたということで、また改めて正副委員長の中でも取り上げを検討させていただきたいと思います。
 この際、田野井委員に対して、今もし聞いておきたいことがございましたら、いかがでしょうか。

◆(藤代委員)
 市街地レースをやることによって、もちろん日本の各地から、また世界各地から人が集まってくるわけですけれども、経済波及効果はいろいろありますが、これをやるには神奈川県警察との話し合いがいろいろあると思います。いずれにしても、やる方向で方針が決まらなければ神奈川県警察との交渉もできない。今から20年ぐらい前に宝田さんがF1を誘致しようと思ったけれども、まだ熟成していなかった。みなとみらい21地区の道路はできていたけれども、そこでやろうとして寸前まで行ったけれども、神奈川県警察の反対とかいろいろあってできなかった。これはできれば非常にすばらしいことだと思います。
 それから、もう一つ、カジノの場合には、国の法律でいろいろ今制限されていると思うので、横浜市だけでどうのこうのにはならないと思う。ただし、研究しておかないと、国が方針を出したときに、やはり準備しているところが認可されていくということにもなりかねないので、市街地レースについても、カジノについても、研究はこれからもどんどん進めていったほうがいいのではないかと私も思っております。非常に難しい問題、いろいろ壁はたくさんあると思いますけれども、個人意見としてはそのように思っています。

◆(森[敏]委員)
 私も、将来的に50年先はどういう横浜になるのか、またどういう横浜にしていかなければならないかということを考えると、こういったイベント産業についても、横浜は東京の隣ということで非常に薄い都市なのかなと。将来、港を中心に持っている資産を有効に使っていくということが、これから必要ではないか。神奈川県警察の交通規制だとかいろいろお話がありましたが、東京は東京マラソンを拡大して、当初交通規制をかけて東京は交通まひしてしまうのではないかという話でスタートしましたが、2回目を終わって、東京都民の最大イベントという以上に、国じゅうで注目されるイベントに既になってきました。テレビも取り上げたり、いろいろな経済効果が出ているのではないかと思うので、検討、模索等、我々もいろいろ勉強して、横浜で開催されるようになればいいなと思っています。
 長年、昼夜間人口比率の改善を図るということで、20年、30年かけてやってきているけれども、一向に改善されてない。横浜は支店経済と言われて本社機能が非常に少ない。ですから横浜に上場企業本社の誘致を図っていくという取り組みを進めてきましたけれども、確かにふえてはいますが、こういった経済状況の中では全体的な横浜の市内企業は減少の一途をたどっておりまして、老舗の大型企業もこれからどうなるかわからないような状況でありますから、横浜はものづくりを中心に発展してきたまちですけれども、こういった第三次産業にも力を入れながら、観光と産業とうまくマッチングした都市を目指して都心部の活性化を図っていくべきではないか。都心部というと重厚長大は終わりましたから、横浜にとっていいチャンスではないかと思います。いろいろな活性化テーマはありますが、方向性の1つの中に加えてもらえればと私も思っております。

◆(小幡委員)
 今、田野井委員から大変おもしろいテーマを出していただきましたが、これから私たちとしては研究させていただきますが、この委員会は都心部活性化特別委員会で、レジュメに書いてあるように、関内地区等の活性化、横浜駅周辺大改造、都心臨海部・インナーハーバー整備構想がとりあえずテーマになっていますから、まず、この辺のことを広くやって進めていただきたい。田野井委員から言われたテーマは、それはそれで参考にさせていただきたいと思います。

◆(井上[さ]委員)
 今、本当に大胆な御提案がありまして、確かにいろいろな議論をしていくことは必要だと思いますし、財源のことであるとかいろいろ御心配されて、御研究されてこられたと思います。ただ、特別委員会としてのいろいろある発想の中の1つということではあり得るかもしれないけれども、正式にテーマとしていくことが、例えばカジノについて市議会としてある程度ありだという方向を認めるというふうにとられても、それはちょっと時期尚早ではないか。
 私自身は、横浜の今後50年も含めて、もう重厚長大は終わったということはあるけれども、これから技術や環境が動いている中で、横浜市が環境、技術、ものづくりを、これまでのところから、その方向性をきちんと地道に進んでいくというところはしっかりやっていかなければいけないだろうと思うので、そういったときにカジノを特別委員会で議論するということが間違ったメッセージになるのもどうかと思います。ですから、いろいろなことがある中の1つの御提案ということはあるかもしれないけれども、正式なテーマにするにはまだちょっと議論が十分ではないのではないかと思います。
 都心部活性化の議論としてどうかということでは、3つほどテーマ案を冒頭おっしゃった中で、実際に横浜市で手がけられている構想が、かなりいろいろなものが取り組まれています。関内地区等活性化、新市庁舎整備、横浜駅周辺大改造、都心臨海部・インナーハーバー整備構想とか割とどんどん出てきている状況なので、全体像をきちんと把握して、それぞれがばらばらに動くということではいけないでしょうから、ちゃんと把握しなければいけない。
 もう一つは、都心部を活性化することによって郊外部を含めて横浜市全体をどうするのか、重点は都心部活性化特別委員会ですから都心部のことですが、同時にそのことをどう波及していくのか、そこの視点はちゃんと持たないといけないのではないか。議論の中でこの視点について取り上げていただきたい。
 それから、いろいろなプランが今出ている状況ですから、全体を把握しつつ、とりあえず行政のほうでいろいろ進めている中で関内地区等活性化の議論は今年度、特に素案と方向性を出す予定で、常任委員会でももちろん取り組みはされるでしょうけれども、特に行政のほうだけでどんどん進むことがないように、特別委員会として深くやろうというテーマは決めてやっていったらいいのではないか。本年度の中で形をつくり出そうとしているものとして関内地区等活性化の素案がありますので、その件については少し掘り下げて議論することは必要ではないかと思います。

◆(田野井委員)
 井上委員の言われるとおりだと思います。まさに関内地区の活性化や横浜駅の大改造とかインナーハーバー等々ありますが、いずれにしても財源が伴うわけです。このプランは市がカジノをやるというわけにはいきません。市が市街地レースをやるというわけにはいきませんので、あくまでも民間活力を導入する中で、商工会議所もカジノ部会が立ち上がって研究を進めているとか、民間を巻き込む意味でチームが一丸となってやらなければならない。それには今から計画しても何年先にもなるかと思います。今の特別委員会に与えられた基本的なテーマがありますから、それに財源を確保するためにも、民間の導入を図っていかなければならないと思います。そういう意味で横浜市としても、委員会として研究をしていかなければならないということで、当委員会にも課せられた課題ではないかという提案であります。

◆(和田委員)
 なかなか魅力的な議論が続いていると思っていますが、今後50年を見据えてという発想で特別委員会が開かれているというのも初めてではないかと感じていたわけです。正副委員長のほうで3つの検討項目が出されまして、田野井委員のお話を聞いていて、やはり議員は未来志向、将来を見据えながら物事を考えていかなければいけない。なおかつ、なかなか魅力的な話をされていると思いました。中田市長も最近は余り言いませんけれども、横浜でカジノをやりたいとおっしゃっていました。ただ、井上委員のおっしゃるとおり、市庁舎問題とか横浜駅大改造という喫緊の課題もあるので、これはまた難しい話だと思って聞いておりました。
 だから、5年後、10年後も踏まえながら喫緊の課題を、委員会ですので議会としての考えも出していかなければいけないかと思っておりますが、1年間終わったところで、この特別委員会で一定の提言を出すということになってくるわけですか。

○(斉藤[達]委員長)
 最終的には報告書を作成して、議長あてに提出するという方向になると思います。

◆(和田委員)
 3つの検討課題を案として出されていますが、これは3つを同時並行的に1年間でやっていこうということでしょうか。

○(斉藤[達]委員長)
 その辺は正副委員長で打ち合わせをしておりましたが、井上委員がおっしゃるように、実際に具体的な議論が始まってくる話題もありますし、その中でも特に関内地区等活性化あるいは横浜駅周辺大改造計画、都心臨海部・インナーハーバー整備構想の3項目については、それぞれの所管の局等あるいは検討委員会等がありますから、本年度、かなり具体的なものが出てきそうだと。都心部活性化を見た場合、それを取り上げないわけにはいかないのではないかというのが1点です。
 ただ、その3項目だけでいいのかというと、また違う新たな提案とかあるいは議員のほうからの提案という形の部分も門戸は広げていく必要があるということで、など、と書いているところです。

◆(和田委員)
 都心部活性化特別委員会ができたというのは、いろいろな意味合いで各会派の方々が必要だということで考えられたと思います。ほとんどの議員が都心部を何とかしなければいけないという思いだろう。都心部とは一体どこかというのはありますが、大体、関内だとか横浜駅周辺、鶴見区も入るかもしれませんけれども、そこら辺を何とかしなければいけないという思いは、恐らくここに集まられている委員共通のものだと思うのです。都心部とは何なのかというと、1つは業務機能をどうしていったらいいのか、それから観光客を初め観光資源として都心部がとらえられている。それからもう一つは横浜の顔、港や外人墓地、中華街とかあるアメニティ、文化性をどう図っていったらいいのかということで、恐らく都心部活性化特別委員会が設けられて、どうしていくかということなのだと思います。
 そういう中で関内地区、市庁舎も含めての問題も、分庁舎にするか、1つを建ててやるかというときに、一番の課題は、この地域をどういう地域にするのか、文化施設、業務機能も含めてどういうものにするのかというエリアの発想が何もなかったから、A案、B案、C案、どの案がいいのか、判断する基準も何もなかった。業務機能や観光資源、アメニティ、文化性についてどういう都市にしたらいいのかということが大事だろうと思います。その中でカーレースも出てくるでしょうし、カジノはギャンブルだということはあるのかもしれませんが、海外の方々も含めて日本全国から横浜への集客性をどう保つかということも出てくるかと思っています。そういう中でどうまとめていくかだという感じを受けました。

◆(森[敏]委員)
 一般の基礎自治体から比べれば横浜市内18区全部都心ですよね、いなかから比べればそう思います。その中でも横浜、関内地区、中区、西区を中心に比較すると、横浜の中でもそれぞれ都市機能、インフラの格差も多少感じられますけれども、ただ、横浜は今副都心構想をやっています。だから都心部活性化という中で、横浜駅と関内地区だけでいいのか。新横浜都心と、副都心は上大岡、戸塚、鶴見も入っていました。都心部を中心にいかに横浜全体のまちづくりをしていくか。ただ、1区1区の話をしていたのでは大変なので、とりあえず副都心ぐらいまでは多少活性化をどうしていくかという中で、すみ分けをする。活性化するにはハード整備だけではなくて、ソフト面をどうするのかということもあります。特別委員会ですから、テーマは50年を見据えた都市づくりですから、もっと夢のある話を議会としても膨らませてしておくべきではないか。現実的な横浜駅西口の通行の階段をどうするとかいう話は個別の委員会に任せるとして、全体的な多少夢物語でもいいから将来像を見据えた議論をしておくべきではないか。それに従って新市庁舎の問題もどういう格好にするのか、どういうところにつくったらいいのか、どういう市民利用の施設にしたらいいのかも含めて皆さんでいろいろ議論して、意見を出していったほうがいいのではないかと思います。

◆(斉藤[伸]委員)
 田野井委員からの資料を拝見して、また御説明いただいて、エコカーでレースをというのは、すごく静かなレースになるだろうと想像しただけでもわくわくするような気持ちにもなりました。付議事件が、次の50年というすごく長いスパンの話になりますし、1年でどこまでどういう提言をするのかということは、これまでの考え方と少し違う考え方で臨むべきだと感じておりまして、ちょうど都心臨海部・インナーハーバーの整備構想がほぼ付議事件と同じ視点です。当局の方にお聞きしたいのですが、都心臨海部・インナーハーバーの整備構想と関内地区等活性化と横浜駅周辺の大改造計画は、どんな関係性になっているのでしょうか。

◎(桑波田都市整備局企画課長)
 基本的にはインナーハーバーも含めて横浜都心部として、お互いに連携しながら進めていくということです。都心部については横浜駅周辺、みなとみらい21地区、関内・関外地区と大きく3つに分けられますが、それぞれ今年度基本構想を策定して、それぞれの活性化を図っていく。あわせて港湾も含めたインナーハーバーを50年先を見据えて進めていくという形です。いろいろと委員の皆様方におっしゃっていただいたように、横浜の都心部を活性化しなくては横浜の未来がないということで、3つ大きな課題ではございますが、3つを同時並行的に進めている状況でございます。

◆(斉藤[伸]委員)
 同時並行で必然的にそうなると私は思いますし、そういう意味ではインナーハーバーということが大きなキーワードになると思います。あわせて先ほど環境、産業、業務という大事なキーワードも出ましたし、今衆議院選挙を間近にして、どこの政党も生活、暮らしというキーワードを出しています。実は先般の一般質問で我が党の斎藤真二議員が、都心臨海部・インナーハーバー整備構想を踏まえて、開港150周年記念式典の中でこんな姿になりますと絵が出てきて、確かにそれは非常に楽しみなことでもあるのですが、一方で50年先の市民の暮らしはどうなるのかということで市長に質問をさせていただきました。できればそういう視点も、そうするとすべてになってしまうのですが、50年後の活性化ですから、何のために、だれのために活性化するかと言えば、当然市民のためでありますので、ぜひインナーハーバーを機軸にした上で、先ほど18区それぞれ都心部、私もそんなふうにも思います、保土ケ谷区には保土ケ谷区の都心部的なものもありますし、そういう意味では50年先を見据えて、広く可能性を追求していきたいと思っております。
 インナーハーバーの提言取りまとめはことし12月でしょうか、横浜市立大学との関係でしょうか。

◎(中野都市整備局都市デザイン室長)
 12月を目標に、横浜市インナーハーバー検討委員会からの提言を取りまとめていきたいと思っております。12月といいますと、あとさほど時間がないところですので、ことしは提言といいましてもビジョン案という形で、基本的なところを取りまとめていければと思っております。

◆(斉藤[伸]委員)
 そんな部分もにらみながら議論させていただければありがたいと思います。

◆(和田委員)
 今、森委員から副都心も含めて考えたらどうかというお話で、私の住んでおります旭区二俣川は副都心でありまして、恐らく森委員はそのことを念頭に置かれて、あえてそれは伏せてお話しされた、隣の区として非常にありがたいと思います。ただ、副都心まで広げると1年間でまとめるのも大変なのかなという感じはしているのです。もちろん副都心まで考えて横浜全体のことを考えていかないと、都心部のあり方も出てこないということも言えるのかもしれませんが、副都心をにらみながら都心部に足場をきちっとすえてやっていったほうが、1年間で1つのものをまとめるという意味ではまとめやすいのではないか。1年間でまとめるという意味では、ことしについては都心部中心に考えられたらいかがかと思っています。
 なおかつ、都心部活性化ということですので、どうやったら活性化できるか、将来性も含めての話ではあると思いますけれども、どちらかというとエリアマネジメント的な感じで、都心部活性化の最初は問題、課題からのたたき上げだろう。それらを解決していくのにはどういう手だてがあるのかやっていくのだろうと思います。私の感覚では、インナーハーバーについては港でかかわってはきますが、それも1年間でまとめるのには大変かなという感じがする。もう一つは、インナーハーバーは検討委員会をつくって、この委員会とはまた別に進んでいくので、それとの兼ね合いがどうなってくるのかちょっと見えない。いずれにせよ、最初は都心部の課題、問題点の洗い出しから始まるのかなと私は感じています。

◆(串田委員)
 私は、都心臨海部・インナーハーバーの整備構想を映像で見せていただいたときに、えらく夢のある話だなと思いながら見せていただいて、具体的ではないけれども、横浜がこんなふうになっていったらいいなという思いで見させていただきました。この委員会はまだ1年目なので、非常に手探りだとは思うのですが、何かグランドデザイン的なものが1年目はできたらいいのかなと思っています。その中でエリアマネジメント的な発想で進めていくのがいいのか、そこはちょっとまだ私の中では整理できていないところではありますが、いずれにしても50年先という非常に長いスパンでの横浜市を見据えた議論になっていきますし、この1年間でできることにはもちろん限りがあるので、いかにしてこの後に継承させていくかにおいては、まずは大きな意味での議論がことしはできたらいいかと私としては思っています。

◆(荻原副委員長)
 昨年の運営委員会におきまして、今年度から特別委員会はこういう形で、まず最初に委員間で討議を行って、テーマを設定するという新しい取り組みの中で始まっている。地方議会の風当たりというものが世間である中で、私自身、議員力を発揮する大変にいい転機になっているのではないかととらえさせていただいております。一番大きな意義は、行政任せにしない市政をつくっていくという意味で、例えばテーマにあります関内の活性化とか横浜駅の大改造計画を、議会からどういう形で都心部を形成していくか、議会のアイデアをどんどん市政に取り入れていくということの実現ができれば、これ以上のことはないと思っております。きょういろいろな委員からいろいろなアイデアが出されたものを、一つ一つを報告書に盛り込んで書いてもものすごく意義があるのではないか。それをどれだけ行政が意をくんでいただいて、実現に落とし込んでいくかというところだと思いますので、私としては、例えば横浜駅大改造計画は、私は大変に関心の高いところですが、横浜市全体にとってどういう意義があって、先ほどの副都心の形成にもこのような役に立つという形で議論が進んでいけばありがたいと思っております。