無所属 衆議院候補 おぎわら隆宏

 

これまでの活動

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平成21年 都市経営・行政運営調整委員会

△横浜都心部の活性化について

◆(荻原副委員長)
 2点伺います。
 横浜駅周辺大改造計画ですけれども、資料の中に現状からだんだん価値が衰退していって、将来のポイントでしっかりと価値を向上させるために、必要なことを今からしっかり考えてやっていかなければいけないというグラフがあったと思うのです。今、先生が中心になってやっていただいているエリアマネジメントの中で、皆さんから横浜駅の価値向上のためにどういうことが必要かという、大体どういう御意見が多いのかなというところを伺います。

◎(小林参考人)
 まず、最初に申し上げたいのは、今回の大改造計画の委員会は、東日本旅客鉄道株式会社を初めとして鉄道事業者すべてに入っていただけました。周辺の地権者も入っていただいて、ある意味でオール体制でものが動き始めました。その方々に最初数回にわたって、どういうことを議論したらいいのかという意見を相当出していただきました。それをこういう形でまとめまして、先ほど私が申し上げた、かなり幅広い問題意識を皆さんお持ちであるということが了解されまして、これをもとに現在の計画づくりが行われていると考えています。その点は、委員の方々は問題を基本的には共有されて委員会になったと。だからこそビジョンがこれから役に立つのではないかと思っています。

◆(荻原副委員長)
 特にこの3つのセクションといいますか、その中でも、今の委員の皆さんの中から、特にこれをやらなければいけないというものがあったら教えていただきたいと思います。

◎(小林参考人)
 やはり基本は課題解決型、横浜駅の場合は、例えば水につかってしまう危険性があるわけです。数年前にやはり西口が水につかりました。たしか地下に水が入って、映画館が1件つぶれてしまったところがあります。そういうことが大規模に起きた場合、これはある意味で東日本のラインを寸断することになってしまう。新幹線は別ですけれども、それ以外のラインは寸断することになりますから、一横浜市の問題だけではないのです。そういう問題がやはりベースにはあるだろうということは、皆さん相当意識されて御発言いただいていると思っています。

◆(荻原副委員長)
 都心部活性という意味で、今回の大改造計画は非常に重要だと思うのです。都心部ということで、横浜市域全体を代表するような横浜駅のブランディングといいますか、それを構築するのも非常に重要なのかなと私は思っております。1回議会で質問させていただいたのですけれども、ヨーロッパのTGVの大西洋線では駅憲章というのをつくって、ブランディングをされているわけです。
 例えば横浜全体の鉄道なり沿線なり、横浜市域に入ったら、ああ横浜だと感じてもらう工夫といった市域全体の御意見といいますか、横浜全体を象徴するようなシンボルとしての横浜駅にするための意見集約というのは、今のエリアマネジメントの中ではやっていくことができるのでしょうか。

◎(小林参考人)
 そこまではなかなか議論がついていませんが、私は、個人的に考えているのは、これからは国でも新しいまちづくりの仕組みとして、エコとコンパクト、エココンパクトという言葉を考えましょうと。ただ、その実態はわからないのですけれども、私は個人的に考えているのは、これからは、鉄道駅は極めて重要であって、個々の駅拠点に人々がだんだんと集まってきて公共交通をベースに活動が、皆さんが動くようになると。そうすると周辺は少しずつすき間が出てきますが、そのすき間が出てきたところを魅力的な空間につくり変えていくと。
 先週の火曜日、木曜日かにドイツとのまちづくりの意見交換会を2日間にわたってやったのです。そのドイツの1つの都市の副市長が来られていて、もともとは東ドイツの都市で昔は100万人の人口を数えたと、それが40万人になってしまったと、東ドイツ時代です。今は、50万人ぐらいに戻って、100万人から40万人になったので非常に荒廃している建物がたくさん町中にあった。それを壊して、そこに緑と所得の低い人でも住める住宅をつくった。そうすると町がもう一度よみがえった。
 横浜の町を今後考えていくとしたら、しっかり整備した駅拠点をつくっていって、人口が恐らく縮退していく、縮こまって空間が生まれてくるところを次の時代の環境を考えた新しい空間づくりをして、そのこと自体が横浜の郊外の魅力だと。たまたま横浜市は緑の7大拠点をつくってまいりましたから、例えばあれをうまく生かして郊外部のまちづくりを展開していくとか、何かやりようがあるような気がします。そういうめり張りのきいたまちづくりをやっていくべきではないかと、これは全く個人的な意見で、考えています。

○(斉藤[達]委員長)
 他に発言もないようですので、本件についてはこの程度にとどめます。
 また、小林先生におかれましては、本日は大変参考になる御講義をいただきまして、まことにありがとうございました。改めてお礼を申し上げます。
 まだ議題も残っておりますが、この際休憩といたします。