無所属 衆議院候補 おぎわら隆宏

 

これまでの活動

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平成22年 予算第二特別委員会

△市民活力推進局関係

◆(荻原委員)
 民主党の荻原でございます。市民活力推進局関連の質問をさせていただきます。
 まず、浅間コミュニティハウスの移設及びその跡地利用についてお伺いをさせていただきます。
 この浅間コミュニティハウスの移設問題につきましては、これまでも区の皆さん、そして局の皆さんと何度もお話をさせていただいてまいりました。しかし、現状、いまだ地域の皆様と、そして行政の皆様と、この間でその事業の内容につきまして合意に到達していないと、そのように私は状況として認識をいたしております。
 今回のことで昨年の秋から特にでございますけれども、地域の皆様から私もさまざまな御意見をいただいているところでございます。大正3年に帷子小学校を退職されて、そして貧しい子供たちのためにその退職金、私費を投じて隣徳小学校というわずか12畳半という寺子屋式の小学校だったそうでございますが、それを創設された木村担乎先生、この浅間コミュニティハウスのあります浅間町五丁目は、この木村担乎先生の終焉のゆかりの地であるということを地域の皆様は大変誇りに思い、そして大変な愛着を感じられて、今この浅間町五丁目で皆さん御活躍をされているということもお伺いをいたしたところであります。この木村担乎先生は、大正12年の関東大震災におきまして、みずからおつくりになられた小学校の下敷きとなられてお亡くなりになられたと、71歳であったというふうに、この浅間町にございます浅間車庫前公園という公園があるのですけれども、ここに木村担乎先生の石碑がございまして、その説明書きにもそのように書いてございます。
 こういった地域の皆様の思いを込めて、ぜひ現在地におけるコミュニティハウスの再建、これを求める声が上がっております。その署名を集められた大変熱心な方もおられます。最終的に8,630名の署名をお集めになられたというように伺ってございます。そして、この署名を求める文の内容につきましては、この浅間町五丁目を含む、このコミュニティハウスがある連合町内会第6地区の会長さんも同じ方向の御意向であるという意味におきまして、私はこの地域の皆さんの民意は明確にはっきりとしているというように思います。地域のことは地域の皆さんが最もよく知っているということでございますので、それをある意味行政主導という形で無理やりに踏みにじってはならないと、これは当然のことであると思っております。
 私は、この地域の市民の皆さんの立場で質問をさせていただきますので、市民活力推進局の皆様、局長、そして副市長におかれましては、新しい地域の皆様と行政との間の合意形成のあり方を探るという意味合いにおいても、それを念頭に置いていただきまして、市民の立場に立った、しっかりとした御答弁をお願いしたいと思います。
 まず、予算に計上されております1億3,814万5,000円、これは浅間コミュニティハウス再整備、そして実施設計、工事しゅん工という文字に連なって計上されておりますけれども、この1億3,814万5,000円、何に使う費用として御提案をされたか、改めて御説明をお願いいたします。

◎(山田市民活力推進局長)
 市民活力推進局の山田でございます。どうぞよろしくお願いします。
 今お尋ねいただきました今年度予算案に計上しております浅間コミュニティハウスに関連した経費1億3,800万円余の予算の予定の使い道でございますけれども、近隣にある平沼集会所に浅間コミュニティハウスの機能を移転することを想定いたしまして、そのための実施設計費あるいは工事費のほか、既存の浅間コミュニティハウス建物の解体設計費などとなっております。

◆(荻原委員)
 それぞれの金額を教えていただいてよろしいですか。

◎(山田市民活力推進局長)
 一番大きい工事費といたしまして、これは平沼集会所の増築の経費でございますが、1億1,900万円余でございます。それと実施設計費、増築の工事前に入りますけれども、実施設計費が1,000万円余でございます。あとは小さい経費でございますけれども、工事監理費が347万円余、初度調弁費が400万円、それから解体の設計費、これは浅間コミュニティハウスの建物が健康福祉局のものでございますので、案分をいたしておりますけれども、解体の設計費として47万6,000円、事務費として46万4,000円でございます。

◆(荻原委員)
 まずこの浅間コミュニティハウス、建物が解体されるという予算が計上されている。このコミュニティハウスの建物自体を解体する理由を教えてください。

◎(山田市民活力推進局長)
 まず、現在浅間コミュニティハウスが入っておりますのは、いろいろな授産所と合築の総合福祉センターという建物の中に入っておりますが、そちらの建物が耐震上非常に問題が多いということで、このままでは少し大きな地震が来ると非常に危ないということになってございますので、まずは浅間コミュニティハウスが入っている総合福祉センターがこれ以上の使用にたえないということで、実は健康福祉局も、昨年の4月に既に移転をいたしておりまして、中に残されているのが浅間コミュニティハウスだけであるというようなことで、実は一昨年の12月から、地域の方々とさまざまお話しする中で、その浅間コミュニティハウスの機能をいかに移転すべきかということで、平沼の集会所に案として、今地元を含めてさまざま御議論をいただいているところでございます。

◆(荻原委員)
 何をもって耐震上問題があると判断されましたか。

◎(山田市民活力推進局長)
 平成7年に耐震の調査をいたしまして、現在の耐震性能のランクがAランクということで、地震の震動及び衝撃に対して崩壊し、または崩壊する危険性が高いという基準になってございます。

◆(荻原委員)
 横浜市内にこのAランクの建物はほかにございますか。

◎(山田市民活力推進局長)
 今手元に全市のAランクの書類を持っておりませんので、また後ほどお届けしたいと思います。

◆(荻原委員)
 市民活力推進局所管の施設でAランクの建物はほかにありますか。(「それはわかるだろうよ」と呼ぶ者あり)

◎(山田市民活力推進局長)
 Aランクかどうか今確認をいたしますけれども、区庁舎で耐震上問題があるということで、区庁舎整備を考えている、区庁舎を中心にございます。

◆(荻原委員)
 市民活力推進局といたしましては、地域の皆さんにしっかり御説明をしなければならないわけでございます。これでは、この浅間コミュニティハウスを取り壊すことについて、これまで説明が十分にできてこなかったのではないかと、そのように思ってしまいますよ。耐震上危ないからということは皆様も御理解をしていただいている、そのように私は受けとめています。でも、その御理解をしていただいていること自体もしっかりと御説明をしていただかなければ、これから私が質問する内容につきましても、もっともっとこれから御理解をいただかなければいけない内容でございますので、きちんと今御答弁をいただきたかったなと思います。そのAランクについては今調べてください。
 次に、コミュニティハウスの廃止の例なのでございますけれども、今回のように建物自体がその場から消えてしまって、単体のコミュニティハウスがなくなってしまうという例はこれまであったかどうか、お伺いいたします。

◎(山田市民活力推進局長)
 まずコミュニティハウスは、学校施設活用型と条例上規定をされているコミュニティハウスがございますけれども、まず学校施設活用型のコミュニティハウスでは、栄区の犬山小学校、矢沢小のコミュニティハウスが学校統廃合の関係で廃止された事例がございます。地区センター条例上のコミュニティハウスにつきましては、廃止した事例はございません。

◆(荻原委員)
 学校併設型ではないコミュニティハウスではこれが初めてだということでよろしいですね。
 そういう建物自体がなくなるということもあわせて、横浜市では初めてのケースだということも念頭にしっかり置いていただきたいと思います。
 そして、これまでの市民の皆様、地域の皆様、利用者の皆様への御説明についてでございますけれども、こういった移設に対しては十分な説明をしなければいけないというのは当然のお話でございまして、これまで浅間コミュニティハウスの平沼集会所への移設につきまして、地域住民あるいは利用者の皆様にいつからどのように行ってきたか、お伺いいたします。

◎(山田市民活力推進局長)
 そのことにお答え申し上げる前に、先ほどのAランクの施設で耐震上問題があるという判断をされた施設でございますけれども、西区の総合庁舎、それと浅間のコミュニティハウス、これは先ほど申し上げました。それともう1つは、中土木事務所、以上3カ所でございます。

 今お尋ねいただきました地元、あるいはその利用者への御説明の時期ということでございますけれども、浅間コミュニティハウスと平沼集会所の運営委員会の代表者の方々、あるいは地元地区の代表者の方々に対して、平成20年12月から平成21年5月にかけまして、浅間コミュニティハウスの耐震問題について意見交換を行わせていただきまして、対応案を検討してまいりました。その後、昨年の6月から7月にかけまして、地元、これは第5、第6地区の町内会長さん等の方々へ御説明をしまして、御了解を得た上で、9月から両施設の運営委員の皆様、あるいは利用者の方々ともたびたび意見交換を行ってまいったところでございます。

◆(荻原委員)
 まず、先ほどのAランクの耐震のお話でございますけれども、ありがとうございます。この浅間コミュニティハウスのAランクという診断であったということで、耐震補強した場合はどの程度の工事費がかかるかということも教えていただいてよろしいでしょうか。

◎(山田市民活力推進局長)
 実は耐震補強をやると同時に、かなり古い建物でございますので、設備の老朽化も含めて更新をしなければいけないということで、平成19年に調査をしたものでございますが、耐震改修といたしまして1億8,000万円、それと設備の老朽化の更新で4億6,000万円、あとそれに伴って内装、リニューアル等を行うということで、合計で10億円ほどかかるという、非常に粗っぽい概算でございますけれども、そういった試算をしてございます。

◆(荻原委員)
 耐震改修で1億8,000万円でよろしいですか。

◎(山田市民活力推進局長)
 耐震改修だけをやったとすれば1億8,000万円でございますが、相当の築年数を経ておりますので、中の設備、空調設備等々の改修をあわせて行わないと、建物自体はもたないということでございますので、耐震補強だけですと1億8,000万円ということでございます。

◆(荻原委員)
 現在使っているその施設、つまり老朽している部分、コミュニティハウスの部分は今使っていると思いますけれども、耐震補強するだけだったら、1億8,000万円で済むということなのでしょうか。

◎(山田市民活力推進局長)
 冒頭申し上げましたように、総合福祉センター、健康福祉局の施設と合築の建物でございますけれども、構造躯体の耐震補強工事ということで、1億8,000万円でございますので、いわゆる基礎ですとか、躯体自身の耐震補強をするだけで1億8,000万円、非常に粗い計算で申しわけございませんけれども、そういったようなことを当時検討いたしているものでございます。

◆(荻原委員)
 この耐震補強だけをするということは考えられなかったのでしょうか。

◎(山田市民活力推進局長)
 通常、耐震補強だけをしても、いわゆる建物の機能として、単に箱を丈夫につくるということだけであれば、それはいいかもしれませんけれども、その機能を果たすための更新なり、工事なりを行う必要があったというふうに当時は判断したものだと思われます。

◆(荻原委員)
 本当にそれが理由のすべてですか。

◎(山田市民活力推進局長)
 こういったようなデータを当然前提にしながら、先ほど申し上げましたように、20年12月から地元の方とお話に入らせていただいたということでございます。

◆(荻原委員)
 説明のお話に戻ります。説明会の回数は合計で何回ぐらい行いましたか。

◎(山田市民活力推進局長)
 浅間コミュニティハウス、あるいは平沼の集会所、それぞれの運営委員の皆様、あるいは利用者の方々等への意見交換会等の開催ということで、先月の20日まででございますけれども、これまでに15回行わせていただいております。

◆(荻原委員)
 この説明会には何名の方々に来ていただきましたか。

◎(山田市民活力推進局長)
 この当初は、1回当たり二、三十人の方の参加があったと伺っておりますけれども、ことしに入ってから数名程度の参加と聞いております。また、2月20日、西公会堂で行いました第5・第6地区合同地域のつどいには67名の参加者があったと聞いております。

◆(荻原委員)
 この説明会につきましては、どのような形で告知をされましたか。

◎(山田市民活力推進局長)
 まず利用者、あるいは地域の方々への御案内の周知につきましては、それぞれの施設の掲示場所に案内文を掲出するとともに、浅間コミュニティハウスで発行する浅間コミュニティハウスだよりに掲載をするなど、行ってございます。また、先ほど御答弁いたしました2月20日のつどいにつきましては、これに加えまして、対象地区の町内会を通じて開催案内の回覧、あるいは掲示板等への掲示をお願いしてございます。

◆(荻原委員)
 この説明会の告知につきましては、去年の秋ごろから、夏が終わったあたりから、私のところにもたくさんの声が寄せられました。どこでどういう説明会が行われるかわからないと。実際に、例えば利用者の皆様を対象にして考えたときに、浅間コミュニティハウスの掲示板に張ってあっただけだと。平沼集会所がある場所は第5地区でございます。そして、第6地区の皆様のどれだけの方が、この浅間コミュニティハウスの移設のことについての説明会を開くということを知っておられたかと考えますと、大変に疑問でございます。地域の方々は、まずこの点に関して行政の皆様方に、なぜもっと広く知らせていただけなかったのだと、なぜもっと早くこのことを教えてくれなかったのだということを強く申されております。そういう御意見が地域にあって、そして今の状況に至っているということを強く認識していただきたいと思います。
 この説明会で参加者の皆さんからどのような意見がありましたか。

◎(山田市民活力推進局長)
 参加者からの主な御意見でございますけれども、まず浅間コミュニティハウスの廃止や平沼集会所への再整備についてはやむを得ない。あるいは現在地でのコミュニティハウスの建てかえを希望する。また、総合福祉センターの跡地は公園にしてほしい。また、図書の引き継ぎ冊数や保管場所が心配である。このコミュニティハウスは、青少年図書館を別にしておりますので、非常に本が多いわけですけれども、そういった意味でございます。それから、平沼集会所の立地が不便であるということ、あるいは検討を進めるに当たって、利用者等の参加をお願いしたいなどの御意見をいただいておりますけれども、最近では、現在地での建てかえを希望する御意見を多くいただいていると聞いております。

◆(荻原委員)
 そういった声に対して、行政がしっかりと対応するための説明会、そのように地域の皆様も思っていただけているかと思います。今の状況は、その対応が不十分であったと、地域の皆様も今現在思っておられるということだと思います。私もそのように思います。
 そういった声を受けてどういった対処をされてこられたかと、このことについてもぜひお答えをいただきたいと思います。

◎(山田市民活力推進局長)
 今申し上げた御意見は主な御意見でございますけれども、最近開かれました2月20日のつどいで、そういったような御意見が多く出たものだと思っておりますけれども、この地域住民の方々を対象に、このつどいの呼びかけは浅間コミュニティハウスの運営終了と機能継続のあり方について意見交換をさせてほしいということで67名の方の御参加をいただいたということで伺っております。その中で、先ほど概略の意見を申し上げましたけれども、一部賛成意見もございましたけれども、現地での建てかえができないのか、あるいは今後の検討プロセスに住民を参加させることができないのかという御意見が多数あったと聞いております。そういったような御意見を受けまして、当初この案を平沼の集会所の案ということで予算を今御提案させていただいているところでございますけれども、現状では、地域の皆様、あるいは利用者の方々にさまざまな意見があるということを認識いたしているところでございます。

◆(荻原委員)
 今お伺いをしたかったのは、20日の地域のつどいが行われる以前のこれまでの長い時間の中で、地域の皆さんから既に声が上がっておった、そのものに対してどういう対処をされてこられたかということをお伺いしたかったということは述べておきます。
 さて、この2月20日の地域のつどい、第5地区と第6地区の皆様に、土曜日のお昼1時半という大変にお忙しい中、お集まりをいただいたということでございます。この2月20日の地域のつどいでは、本当に激論がされたというように私は思っております。皆さんのある意味悲痛な思いが行政の皆様に届いたかと、そのように思っておりますし、その日の西副区長の言葉は大変に重かった。私もそういう言葉を行政の方から聞くのは初めてでありました。これまでの区のやり方に対する皆様方の不信が大変に強いということを感じていると、そのことに対する率直な陳謝の言葉もあったわけであります。そして、これからは区役所はむしろ皆様の中に参加をさせていただいて、区役所が皆様の中に入らせていただいて、皆様と一緒に考えていきたいということもおっしゃっていただけました。参加された地域の皆様の中にはびっくりしたというふうにおっしゃった方もおられたと聞いております。私も副区長の態度は非常に真摯であったと、そのように評価をいたしております。その場では、地域の皆様からぜひ地域でいろいろとアイデアを出して考えて、そしてこの課題を解決していく、そういう場をつくっていきたいというような、皆様が主体的に動いていただけるという御意見も出た内容でございましたけれども、局としてこの2月20日の地域のつどい、地域の議論、どのように受けとめておられるか、お伺いをいたします。

◎(山田市民活力推進局長)
 先ほどの御質問をちょっととり違いをいたしまして、少し長くなりますけれども、一昨年の12月から議論させてもらった、今の案がまとまった経緯を少しお話しさせていただきたいと存じます。
 先ほどから申し上げておりますように、総合福祉センターは耐震強度上の問題が非常に多いということで、併設の授産所がもう既に移転をしておりますけれども、その後の健康福祉局の施設の後の公共用途も見込めない、コミュニティハウスはその建物の耐震上、もう廃止をせざるを得ないという議論を一昨年の12月から地元の方、あるいは運営委員会の方とお話をさせていただいた。
 コミュニティハウス自体は、中学校区程度に1館の整備計画ということで、18区の中には整備率が5割にも満たないという区もございます。そういった中で、西区は5中学校区に対して既に6館の整備済みということもございまして、あるいは浅間コミュニティハウスのある岡野中学校区では、類似の平沼の集会所が既に設置をされていたという状況もございました。当時非常に厳しい財政事情もございまして、コミュニティハウスの整備を少し先送りするという予算の方針もございまして、ほかの区とのバランスを考慮すると、現地での建てかえ、あるいは新築を行うということが非常に困難な状況であったわけです。一方では、地域の方々から、図書館等の機能を残してほしいという非常に強い要望がございまして、学区内の他の公共施設への移転先も地域の方々と検討させていただきました。ほかにもう適地がないというような状況で、平沼の集会所のほうに代替案をつくろうという決定をされているわけでございます。
 既に多くの方々がお使いになっている中で、単純に廃止はできないということも総合的に勘案しまして、平沼の集会所に機能を移転したいという案を地元の方々とお話しする中で決めてきたというふうな経過がございます。
 そういったような経過で平沼の案がございますけれども、現在の状況として、先ほどから少しお話をさせていただいておりますけれども、非常に利用者の方々の反対の意見も多数あるということで、現状では、2月20日のつどい以降、この平沼のコミュニティハウスについてさまざまな御意見があるという認識を我々としてもいたしております。

◆(荻原委員)
 もう少し何かおっしゃっていただきたかったというのがあるのですけれども、この2月20日の議論を踏まえて、皆さん本当に必死で御意見をおっしゃっておられましたから、それに行政はもっとしっかり心からこたえていただきたいと思います。
 平沼集会所への移設ということに関して、この2月20日の地域のつどいの議論も踏まえて、改めて局として地域の合意を得られていると、そのように考えておられるかどうか、お伺いいたします。

◎(山田市民活力推進局長)
 当初の案を作成した時点での状況と今の状況は少し違っているのかなという認識を持っておりますが、いずれにしても、コミュニティハウスのような地域密着型といいますか、本当に地域施設そのものみたいなものについては、こういったものの整備、再整備については、地域の方々の御理解を得て進めていくことが前提だと私は思っております。本件についても、今後とも多くの方々の御理解が得られるように努めまして、意見交換等も十分に行っていきたいと考えております。

◆(荻原委員)
 予算案について御理解をいただかなければならないという、その行政側のスタンスは、ある意味お仕事でお役目であろうとは思いますけれども、その案に対して、もう既にさまざまな場面において地域の皆様からの声が寄せられているわけであります。
 2月20日はもう既に予算が公表された後ですよね。その2月20日以降、またさまざまな地域の声を局の皆様も聞かれただろうと思いますけれども、この地域のつどいが行われる以前にも、既に皆様の耳には、地域の皆さん、実は平沼への移転、大変心配しているのだと、跡地利用についても心配しているのだという声は届いていたのではないかと思います。私もお話をさせていただいておりました。それにもかかわらず、この事業の中身の合意を十分に得られていないという中で、この予算案を提案されたのはなぜか、改めてお伺いをいたします。

◎(山田市民活力推進局長)
 先ほどから御説明をさせていただいておりますように、このコミュニティハウスが入っている建物が耐震上問題があり、壊さざるを得ないという中で、機能をどうしたら保全できるかを、地元の方々とお話をする中で、この平沼の集会所へ移転するということで設計等を組ませてもらって、現段階に至っているわけでございます。ただ、こういったような地域に密着する施設そのものについては、やはり地元の方の御理解がまず前提になろうかと思っておりますので、そういったような努力は引き続き十分行っていきたいと思っております。

◆(荻原委員)
 平沼集会所への移転ということで、これまでずっと地域の皆様に話がされてきたわけでございます。改めて、これも確認の意味も含めて、平沼集会所への移設はどうして必要なのか、お伺いをいたします。

◎(山田市民活力推進局長)
 また、これも繰り返しになって恐縮でございますけれども、先ほどから申し上げましたように、浅間コミュニティハウスの建物がもう耐震上問題だからといってその機能を、西区全体として見れば、コミュニティハウスの基準は既に超えているわけでございますけれども、ただ、お使いになっている市民の方々が大勢いらっしゃるということも踏まえて、どうしたらその保全をするかという中で、平沼の集会所への移転という案を考え、これは行政だけで考えたわけではなくて、当時地元の方々、あるいは運営委員会の方々と協議しながらつくらせていただいているというふうな経過がございます。そういったようなことで、近くに場所も施設もなかなかなかったということがございまして、平沼のほうへの移転を地元の方々に今御理解を求めているということでございます。

◆(荻原委員)
 この平沼集会所への移設につきましては、地域の皆さんと、そして今浅間コミュニティハウスを利用されている皆様の合意に基づいて、先ほど合意を前提として進めるというお言葉もありましたけれども、地域の皆様の合意に基づいて行っていただきたいというのが私の思いであります。これについて御答弁をお願いいたします。

◎(山田市民活力推進局長)
 繰り返しになって大変恐縮でございますけれども、コミュニティハウスのような施設については、地域の方々の御理解を得て進めていくということがまずは前提だと考えております。全市的な大規模な施設ですとか、そういったものはまた別の判断もあろうかと思いますけれども、こういったような地域密着型の施設については、御理解を得ながら進めていくということが前提だろうと思いますので、今後ともその地元の多くの方々とお話をさせてもらって、理解が得られるように努めてまいりたいと考えております。

◆(荻原委員)
 あえて確認をさせていただきます。その御理解を得るそのものとは何ですか。この原案ですか。

◎(山田市民活力推進局長)
 御理解を得るというのは、形態とか物によっていろいろあろうかと思いますけれども、地元、ここでいえば第5、第6地区の地域の方々、あるいは利用者の方々等々、当然区も、そこの中心になりますので、区も含めて御理解を得るようにしたいと考えております。

◆(荻原委員)
 この原案に固執せず、執行する事業内容については、地域の皆さん、そして利用者の皆さんの合意に基づいて事業執行していくという理解をしてよろしいですか。

◎(山田市民活力推進局長)
 今、予算を御提案させていただいておりますので、この中身で予算の御議決をぜひお願いしたいと思っておりますが、先ほど申し上げましたように、こういった施設については、地元の方、利用者の方々等々、御理解を得ながら進めていくということが、まずは前提だろうと思っております。そういったことで、今後とも引き続き努力をしていきたいと思っております。

◆(荻原委員)
 副市長、お願いしたいのですけれども、改めて地域の皆様、そして利用者の皆様の合意をもとにして、原案に固執しないで事業を行っていくという理解をしてよろしいですか。

◎(大場副市長)
 今伺っていて、私ももう五、六年前になりますけれども、西区長を務めさせていただき、地域の皆さんがこの施設に対しての愛着を寄せられていることは当時承知をしておりました。今一連お話があったとおり、耐震補強上の問題なり、私が区長のときはたしか青少年図書館からコミュニティハウスへリニューアルをするということで、一定の改修費用もかけてコミュニティハウスとして使いましたけれども、併設の福祉施設も移転をする、耐震上の問題もありということで、今回厳しい財政状況の中で、平沼集会所に移転をしていこうということで、この間の経緯が出てきたと思っています。
 地域が第5地区、第6地区とまたがる地域でありますけれども、より多くの皆さんに、先ほどからお話が出ているように、御理解をいただいて、事業を進めていくことができればと思っています。いろいろなお声が今も出てきていることは、当然承知をしておりますので、1つでも御理解を重ねて、ステップを踏んで物事を進めていくことが大事だと考えております。

◆(荻原委員)
 今副市長がお答えいただきましたステップ、これはしっかりと地域の皆さんと利用者の皆さんのお声を反映する形で進めていっていただきたいということを心から強く要望申し上げます。
 この1億3,000万円の予算の使途、使い方についても重ねて御確認をさせていただきます。この1億3,000万円は、地域利用者の皆さんの合意に基づいて浅間コミュニティハウスの再整備にかかわって、最大限度に市民の皆さんの福利に資するものになるように配慮をしていただきたいと思いますけれども、お考えを伺います。

◎(山田市民活力推進局長)
 予算のテクニカルな面は別にしまして、この予算を浅間コミュニティハウスをどうするかということに使うということでは変わりはございませんけれども、こちらもぜひ御理解をお願いしたいと思いますけれども、地元の方、あるいは御利用者の方と協議を重ねながら、そういったことを前提に、こういった予算を使っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

◆(荻原委員)
 今、浅間コミュニティハウスにあります図書でございますけれども、これは以前の青少年図書館から引き継いだ地域にとっては大変大切な図書でございます。かつて3万2,000冊くらいあったものが、今は整理をされまして、きのうお伺いしたところ、2万7,000冊ほどになっているということでございました。この平沼の移設に関して、この図書を守るために平沼に移設をするのだという議論の中で進められてきた原案であろうと思いますけれども、ほかにもスペースはあるのではないか、いろいろな工夫ができるのではないかという市民の声、これは2月20日の地域のつどいの中でもあったと思います。そういったところから、本当にこれまでこのスペースを探すのにどれだけのことをしてきたのかということも聞きたいところでございますけれども、まずは公共施設の中で、例えば中央図書館等、本当に図書の保管スペースがないのかどうか、これについてお伺いをいたします。

◎(山田市民活力推進局長)
 中央図書館の書庫は、私は入ったことがございませんので、どのぐらいスペースがあるかちょっとわかりませんけれども、平沼のコミュニティハウスの置いてあるもとの浅間図書館の書棚といいますか、それは何回か見させていただいています。結構多くの本があると思っております。中央図書館のほうにちょっとお尋ねをしたところ、大量の図書を長期にわたって保管することは難しいと伺っております。また、仮に、荻原委員がお話しの図書を他の場所へ保管をするということになりますと、そういったような大量の図書でございますので、またそのときにそういった状況を検討してみないと、ちょっとこれはわからないということでございます。

◆(荻原委員)
 跡地利用の話をさせていただきたいと思います。
 浅間コミュニティハウスの現在の建物が取り壊されたら、その後は当然更地になってしまうわけでございます。跡地利用はずっと白紙であるという行政の御説明でございましたけれども、これは今現在変わっておりませんか。

◎(山田市民活力推進局長)
 浅間コミュニティハウスは、いずれにしても、あの建物は早晩壊さなければいけないものでございますけれども、その跡地でございますけれども、総合福祉センターの敷地として健康福祉局が所管をいたしております。その跡地利用については、行政運営調整局が、関係区局に照会をかけておりますけれども、現在のところ、公共用途での具体的な計画がないと伺っております。

◆(荻原委員)
 では、この更地をどのようにしようかということについても、全くノーアイデアであったということでよろしいのでしょうか。

◎(山田市民活力推進局長)
 現在のところ、公共用途での利用計画は聞いておりません。

◆(荻原委員)
 市民、地域の皆さん、利用者の皆さんにしてみれば、全くの更地にただしてしまうということは、本当に心配の種になってしまう話でございまして、更地を一体どのようにしようとしていたのかという部分が聞きたいところでございます。この点についてもぜひお答えをいただきたいと思います。

◎(山田市民活力推進局長)
 貴重な土地でございます。まとまった土地でございますので、浅間コミュニティハウスの跡地の利用につきましては、今後、その検討を進めるに当たっては、地域に最も身近な区役所がまずは地域の方々の御意見を十分に伺った上で、区としての考え方をまとめて、市全体の調整をしながら進めていく必要があると思っております。当然のことながら、局としても、区と話をさせてもらいながら、その過程の中では、これをできる限り支援をしていきたいと考えております。

◆(荻原委員)
 この跡地利用につきましては、平沼の移転についてもぜひ同じようにしていただきたいと思いますが、地域の皆様の自由な意思に基づいて計画を立てていっていただきたい、これは地域の合意をきっちりと得て計画を進めていただきたいということでございます。これはどうでしょうか。

◎(山田市民活力推進局長)
 まさに区役所が中心になって地元の方々と意見交換、あるいは情報のやりとりをしながら、この利用勝手については区が中心になって決めて、局としてもそれを全面的に支援していきたいと思っております。

◆(荻原委員)
 地域の皆さんが決めていくことができると、そのように認識してよろしいでしょうか。

◎(山田市民活力推進局長)
 地域の方だけで決めるということは難しいかと思います。当然のことながら、横浜市全体の財産でございますので、そこは行政である区役所、あるいは我々が地元の方とお話をしながら、この財産の一番いい方法を考えていきたいと考えております。

◆(荻原委員)
 今のお話の延長線上になりますけれども、いわゆる合意形成、平沼の移設につきましても、跡地利用につきましても、地域、そして利用者の皆さんの合意に基づいて推進していただきたいというのが私の思いでございますが、この合意は、では、何かという部分でございます。区と局は平沼への移設、そして跡地利用に関しまして、地域が自由に計画を策定して実行できる、このことを実現していただくために、この合意形成、これは区の皆さん、そして行政の皆さんが地域の皆さんのブレーンになって、しかし、ここで何をやるか、いつだれのためにやるか、そういうことは十分に地域の皆さんが話し合う、そういうテーブルをつくっていただいて、もちろんそこには行政の皆様がブレーンとして入るわけでございます。そういう形で地域合意していっていただきたい。区と局においては、そのサポート役をしっかりと担っていただきたいと思っておりますけれども、いかがでしょうか。

◎(山田市民活力推進局長)
 先ほども申し上げましたけれども、非常に貴重な市の財産でございますので、これは有効に活用していきたいと我々も思っておりますし、当然地元の皆さん、あるいは区役所もそういうふうに思っていると思います。特にどう決めるかということに関しては、先ほども少し触れさせていただきましたけれども、地元に一番身近な区役所がまずは地域の皆様の御意見を十分伺う中で、区として案を取りまとめていくことは必要であろうというふうに考えております。その過程の中で、局としても必要なアドバイスやあるいは支援は十分行っていきたいと考えております。

◆(荻原委員)
 事業の話を少しさせていただきたいと思います。身近な地域・元気づくりモデル事業というものがございます。この事業の目的と内容を教えてください。

◎(山田市民活力推進局長)
 身近な地域・元気づくりモデル事業の目的と内容でございますけれども、身近な地域において自治会町内会、あるいはNPOなどのさまざまな団体がお集まりをいただいて、話し合いをしながら、防災ですとか、防犯、福祉などの諸課題の解決に取り組むといったことによって、市民の皆さんが主体となった地域運営の仕組みづくりを進めていくことを目的といたしているものでございます。

◆(荻原委員)
 今の平沼移設、そして跡地利用について地域が合意形成していく手段として、もし地域の皆さんが望めば、このモデル事業を活用することはできますか。

◎(山田市民活力推進局長)
 このモデル事業の目的でございますが、今申し上げましたように、防災ですとか、防犯ですとか、あるいは福祉などの地域課題に対して、さまざまな団体が集まって、主体的かつ継続的に解決をしていくということを目指しております。例えばお年寄りの見守りの活動ですとか、あるいは青少年、子供の地域での見守りの活動ですとか、あるいは防犯ですとか、防災ですとか、そういったような将来にわたって長く続く諸課題について、地元の方がどういったような解決の方策を生み出していけるかということをねらいとしておりますので、これは本件に当てはめますと、この問題を契機に地域のさまざまな課題への対応のため、そのための場として発展する場合も考えられますけれども、この問題の解決だけのためにそのモデル事業を活用するということは、本来の趣旨からすれば、少し課題もあろうかと思っております。

◆(荻原委員)
 地域自治区というものがございます。平成16年の地方自治法の改正によって地域自治区の設置が可能となっているところでございます。自治法第202条でございます。4項から9項でございます。政令市は制度上、区議会も区長も公選ではございません。横浜のような大都市ではきめの細かい合意形成が他の市町村に比べて大変困難でありまして、今回のこの浅間コミュニティハウスの事例はそのあらわれであると、そのように私は考えております。
 地域の合意形成をよりきめ細かく実現するためには、大都市における地方自治の抜本的な改革が待たれるところでございますけれども、まずは現在、地方自治法に定められた地域自治区の設置が、不十分ながらも一歩前進に有効であると考えております。実際に、宮崎市、そして上越市におきましては、この地域自治区が実現をしておりまして、上越市などは連合町内会単位でこの地域自治区を設置して、地域協議会を置いてございます。横浜市といたしまして、地域自治区の設置の意向はあるかどうか、副市長にお伺いをいたします。

◎(大場副市長)
 今お話しいただいた地域自治区は、住民自治を推進する仕組みとして地方自治法で定められたという経緯がございます。本市においても他都市の動向、今お話もいただきました事例等を調査、検証しているところでございます。また、国においても、自治法の見直しの議論が始まっております。自治体の基本構造、あるいは住民参加のあり方など、広範にわたって検討しておると聞いておりますので、こういった動向を踏まえて、私どもとしても検討を進めていきたいと思っております。

◆(荻原委員)
 横浜市は367万人と本当に大きな町でございます。そういう町こそ、きめの細かい地域住民の皆様の御意見を拾うための協議の場が必要であると私は思っております。今回の件は、このことを大変に大きな形で教えていただいたと思っております。ぜひ行政の皆様におかれましては、今地域主権ということが言われておりますけれども、それは行政主導ではないこの国の姿をつくっていくのだということの思いでございます。ぜひその点を考えていただいて、平成22年度予算執行に当たっていただくことを要望して、終わります。  ありがとうございます。