横浜市議会議員 おぎわら隆宏

 

市政報告/議事録

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都心部活性化特別委員会

△調査・研究テーマ「都心部の活性化」について

◆(荻原副委員長)
 今の議論にもう1点つけ加えていただければ大変ありがたいのは、都心部にもやはり住まわれている市民の方々もおられまして、集客性を高めることと並行して住みやすさの追求という面も加えていただきたいと思います。もちろんいろいろな会社が来ていただいて、お客さんが集まっていただくということにプラスして、財源確保の面からいけば住民税もありますので、より多くの方々に横浜に住んでいただきやすい環境をつくっていくという観点も加えていただければと思います。

○(斉藤[達]委員長)
 今、集客性を高めという表現とあわせ持って住んでいる方々も住みやすい都心部という発想でしょうか、そういう表現でよろしいでしょうか。

◆(田野井委員)
 それといろいろなイベントが横浜にあるのですが、開港祭があり、花火大会が中止になり、西口のカーニバル云々とか全部財源が伴っているわけです。こういったことを市街地レースとか世界にアピールできるようなイベントに集約することも大事だと私はいつも感じているのです。
 横浜には熱闘倶楽部があり、3つのスポーツを応援しているわけですが、今回議会にも尾花監督をお呼びしてムードを盛り上げようという形の中で、一番お金のかからない活性化はベイスターズが勝つことだと思います。ホームランをカーンと打ったときにプロ野球ニュースでがらがらのスタンドが映るようでは心まで冷えてしまう。そんな意味合いの中で、元町のSS会が上から下までお金を3,000万円出して、私も選手の出陣式に立ち会ってみて、選手が上から下まで背広を着て靴まで一緒で、雨が降ったから伊勢山皇大神宮で出陣式があったのですが、みんな靴を脱いで村田修一キャプテンまで上がったわけ。同じ靴だからだれものかわからなくなって、香りでもかいで自分で探すのかと冗談も言ったくらい。これはある意味で活性化を地元が頑張ってやってくれる。宜野湾市に行くと横浜の市役所以上にベイスターズの応援でのぼりも立ってすごいです。キャンプで潤う沖縄ということもあるかもわからないけれども、都心部活性化は簡単に言えばもっと市民がアスリート、スポーツ、横浜マリノス、横浜FCもあるわけですから、マリノスタウンもあり、サッカー同好会もできていることも踏まえて、ハード、ソフト面の中での活性化ということも加味してもらえればありがたいと思います。
 東京ディズニーランドのある浦安市は100億円を超える税収が入る。100億円入ったら、マカオがラスベガスを抜いて、今国がいろいろ授業料減免等々をやっていますが、医療費、学費もただという状況も実際には他都市ではあるわけです。横浜はこれを都心部がまとまってやれないことはないと思っておりますので、一番早く具体論がなるのは市街地レース、外国人専用のまずカジノも含めたインフラ整備、それだけではなく劇団四季が今やっていますが、そういったアミューズメント都市としてさまざま附帯する施設も活性化していけば、それに人が集まる、お金が落ちる。人が集まってもお金が落ちないでごみが落ちるまちでは困るわけですから、ぜひそんな観点も視野の中に入れていただければありがたいと思います。

○(斉藤[達]委員長)
 今、田野井委員から御意見をいただきました。熱闘倶楽部はベイスターズ、横浜マリノス、横浜FCですが、特にベイスターズが勝つことが活性化だという御発言もありましたが、熱闘倶楽部の支援というか、熱闘倶楽部を巻き込んだという表現も入れるべきでしょうか。

◆(田野井委員)
 総合高校の件で、プラスでお願いしたいのは地元の大学の誘致です。昨年、開港150周年も踏まえて5,000万人集まった。当然修学旅行生もみなとみらい21を訪れているわけで、横浜マラソン、トライアスロン大会を見る中で本当にきれいだと思います。そこで地元の大学の誘致、例えば関東学院であるとか神奈川大学、やはり若者を集めることも重要な活性化につながる。全国から集まる修学旅行生もみなとみらい21にある学校に、学校が今18歳人口だけを相手にしていたら学校は倒産時代ですから、そういう意味合いの中で生涯学習として活性化の中で、インナーハーバーになるか関内・関外地区になるのか、高校もそうですが、大学誘致をさまざまな特典も与える中で若者を集めるということも重要な将来の活性化につながるのではないかと思います。ぜひ総合高校のみならず考えていただければと思います。

○(斉藤[達]委員長)
 田野井委員の御意見は、8の委員の意見の概要の中でよろしいでしょうか。)
     (「お願いします」と呼ぶ者あり)

◆(荻原副委員長)
 今の田野井委員のお話に加えて、私立の小・中学校、仄聞するところ意外と激戦が展開されているようです。小・中・高・大学、実態を見た中で教育の機関の誘致という形で文言も盛り込んでいただければと思います。

○(斉藤[達]委員長)
 ただいまの荻原副委員長からの発言はよろしいでしょうか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○(斉藤[達]委員長)
 では、8番の項目の中に盛り込ませていただきます。
 他に御意見もございませんので、本件についてはこの程度にとどめさせていただきます。
 委員会の冒頭に申し上げましたとおり、本日、委員の皆様からいただいた御意見をもとに、正副委員長で協議させていただき、次回の委員会において報告書の最終案を示めさせていただきたいと思います。
 次回の委員会につきましては、5月11日午前10時から開催を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。