無所属 衆議院候補 おぎわら隆宏

 

これまでの活動

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平成22年 健康福祉・病院経営委員会

△横浜市中期4か年計画(素案)について

◆(荻原委員)
 1点、主な目標の自立的で効率的な経営の実現という言葉ですが、効率的なという言葉の含む意味を確認させていただきたいと思います。余りに効率的に走ることで必要な医療サービスの提供ができなくなるということは、やはりないようにしていただきたいと思います。文言として目標に効率的なということがガツンと入りますと、必要な医療と効率性とどっちを重視するのかというときに、どういう行動に走るかという点がちょっと心配になるので、どういうお考えで効率的なという言葉を使っているのかお聞かせください。

◎(原病院経営局長)
 最初に医療の質を図りながらということが形容詞として主体だと思っております。医療の質を担保しながら効率的なということで、効率が先に立つわけではございません。医療の質はいろいろな要素がございます。医療技術もありますし、アメニティもございますし、患者の満足度もございます。そういったものを含めたものが大切で、それでなおかつ経営もしっかりやっていくという意味におとり願いたいと思います。

◆(荻原委員)
 先ほど川口委員がおっしゃられたように、狭い部屋で2つの分娩台で、新たに機器を購入することなく、さらに隣の待機室も見せていただいたのですが、6畳か8畳ぐらいの部屋に2つのベッドが置いてあって、同時に埋まることもあるという部分で、効率性からいくと、それはよかろうとなるけれども、サービスの面ではどうか、そういう判断の分かれ目が必ずあると思います。私も民間で働いていたときに、営業部門と経理部門とで効率性の追求と営業の追求ということで難しい場面もあったりするのですが、そこの部分でぜひ今後は4カ年の中で、行き過ぎた効率性の追求ということではなくて、質の高い医療の提供というほうに傾斜していっていただきたいと要望させていただきます。

△横浜市立病院中期経営プランの実施状況の点検・評価について

◆(荻原委員)
 2点お願いします。5ページ、6ページですが、1点目は、市民病院で外来患者満足度が下がっています。この具体的な原因を、患者さんからどのような意見があったのかも含めて教えていただければと思います。
 2点目は、断らない救急を実行するために具体的にどういう取り組みをしたか整理することはいかがでしょうかという点検・評価意見がありますが、この点も具体的にどんなことをされたか教えてください。

◎(岡田市民病院経営推進部長)
 まず、1点目の満足度、特に外来患者満足度ですが、平成21年度実績で78.6%につきましては、患者さんの中で何項目かアンケートした中で、全体としてこの病院に満足しているかどうかという質問をさせていただいたときに、全くそうだ、ややそうだ、どちらでもない、やや違う、全く違うという5段階評価がありまして、冒頭の全くそうだとややそうだという2つのものを合わせたものが78.6%ということで、昨年度と比べると2ポイント弱減少しています。その要因を調べますと、これは入院ですけれども、先ほど分娩室とかアメニティのお話がございました。外来について言えば、駐車場が遠いとか、車椅子のトイレが少ないとか、病院の設備に関する苦情というわけではないですが、御不満の点がかなり意見として書かれていましたので、その辺が若干反映しているかと考えております。
 断らない救急については、市民病院では昨年度も救命センター以前から救急医療という形で、原則として断らないということで取り組んでいるところですが、委員の皆様方も御視察いただいたときに救急総合診療科の責任者から御説明あったかもしれませんが、どうしてもベッドが満床であるとか、救急患者さんも時間をおいて来るわけではなくて、一時期にどうしても集中してしまうということがあって、残念ながらお断りをしなければいけない。例えば平成21年度実績でいうと救急車が6,000件、7,000件あった中で、どうしても1割程度は残念ながらお断りしなければいけないという部分が出ています。今年度から救命救急センターができて患者さんがかなり重症化しておりまして、ベッドの利用率も多く、残念ながら断る率も昨年と比べるとちょっと上がっているという部分があります。ただ、これについては4月からスタートしているわけですけれども、毎月救急の関係の委員会を院内に設けて、この辺をどうしていくか今分析しているところでございます。その対策についてはもう少し時間をいただきたいと思います。

◆(荻原委員)
 まず最初の外来患者さんの満足度向上のための解決として、駐車場の問題、車椅子用のトイレとか、これは解決に向けて動いているのかどうか。もう1点、お断りしている救急の件数の具体的数字を教えていただきたいと思います。

◎(岡田市民病院経営推進部長)
 まず、1点目の外来の駐車場が遠いという部分には、残念ながらどこか別のところに確保することがなかなか難しく、病院の敷地の中に確保することも難しいので、具体的に早急な解決策の部分では、なかなかこれだというものがないのが現状でございます。
 それから、救急についての実績ですが、平成21年度、救急車受入件数が全体として6,779件、受入不能件数が754件でございます。ちなみに、平成20年度の数字を申し上げますと、救急車受入件数が7,358件、受入不能件数が784件で、大体10%前後となっております。

△横浜市食育推進計画について

◆(荻原委員)
 4ページに横浜らしさを感じられる食育推進計画とあります。横浜らしい計画としますと説明文にもありますが、どういったところが横浜らしさなのかお伺いいたします。

◎(鈴木企画部長)
 例えば横浜は都市農業もかなり盛んで地産地消の取り組みや食育に関する関心が非常に高い市民の方がいらっしゃる。市民力が高いということも踏まえて、今回よこはま指針をつくったり、プロモーションを市民、事業者と一体としてやっていくという盛り上がりを、実は検討委員会の中でもかなり盛り上がっておりまして、それを継続して推進会議という形でさまざまな啓発事業を含めてやっていきたい。内容面もさることながら、展開においても横浜らしさを出していきたいと考えております。

◆(荻原委員)
 34ページに食品の無駄遣いの現実というところがありまして、私は非常に大事だと思います。食品ロスの現実があるという部分です。横浜らしさの部分で、横浜市にはWFP、国連世界食糧計画の日本事務所がありまして、大変貴重な存在だと思うのです。世界で食料事情はどういう状況にあって、食品ロスを出すということがどういう意味を持つかという点について、国際港湾都市横浜として、横浜らしい食育推進計画ということであれば、こういった点も加味していただくと大変ありがたいと思うのですが、いかがでしょうか。

◎(鈴木企画部長)
 34ページにありますロスをなくすような取り組み、フードバンクなどへ積極的に御協力いただいているところもございますし、こうしたものはまさに横浜市の市民力、力だと思っておりまして、横浜の特徴だろう。荻原委員おっしゃるとおりだと思います。この辺を横浜の特徴として、さらに伸ばしていきたいと考えております。

◆(荻原委員)
 局長の見解を伺います。

◎(立花健康福祉局長)
 横浜らしさというのは、今言ったことのほかに、この計画の一番の横浜らしさは実践だと思っています。これは国の計画が先にあり、都道府県がつくって、それぞれ各市もつくっています。恐らく横浜市は一番遅いほうではないか。ほかはもっと早くつくっていますので、今つくるというのなら、ほかと同じようなことをやっていたのでは余り意味がないのではないかと検討する中で盛んに言っていたのです。どうせつくるならばもっと横浜らしいものをつくろう。1つは運動にしていく、もちろん横浜の地場産の野菜をつくったり、食材を使ったりもありますけれども、もっと企業や市民を巻き込んで運動をしていく、あるいはいろいろなプロモーションをやる中で盛り上げていかないと、計画をつくって、はい、おしまいというのが行政の計画には往々にして多いので、そうはしたくないと考えておりまして、それを横浜らしさの計画のしんに据えたいと思っています。今後は民間の事業者にもいろいろ参加してもらって、活用しながら横浜らしい計画につくり上げていきたい。これをつくったから終わりとは決して思っておりません。

◆(荻原委員)
 WFPについてはどうですか。

◎(立花健康福祉局長)
 そこにありますから、活用できるのだったらしない手はない。貴重な御意見で、どういうふうに活用できるのか、参加してもらえるのか検討していきたいと思います。

◆(荻原委員)
 食育という意味で子供たちにはぜひいろいろと知っていただきたい点でもありますので、ぜひ連携をしっかりとっていただければありがたいと思います。