横浜市議会議員 おぎわら隆宏

 

市政報告/議事録

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令和元年 減災対策推進特別委員会

△令和元年度の委員会運営方法について

◆荻原委員
 今、崖の御質問が出ましたので、それにも関連するのですが、民地の進捗ということで先ほど御答弁があったようですけれども、民地の地権者さんと連絡がとれないような箇所で、しかし崖地として危険性があるといった箇所について、どのような御見解を持っているか伺いたいと思います。

◎清田建築局企画部防災担当部長
 御指摘のように、私、先ほど申し上げました急傾斜地の地元説明などは横浜市も入らせていただいて取りまとめをしておりますけれども、例えば最近出てきた事例では、相続で登記までされているけれども、それがかなり昔でございまして、その登記を追えないようなところもございます。
 そのような課題は、今後、何といいますか、急傾斜地の事業がずっと以前からありますけれども、今後そういった事例が出てくるのではないかと思っておりまして、今現在、何といいますか、答えは見つかっていませんけれども、我々もそろそろその辺はしっかり考えていかなければいけない。どういったことができるのかというところについては考えていきたいと思っております。それはまさに今、考えているところです。ただ、答えがなかなかというところでございます。

◆荻原委員
 ぜひその取り組みを進めていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
 もう一点ですが、横浜駅の公民連携による震災対策ということで御努力いただいていると思いますが、民間事業者による雨水貯留施設等の整備も進め、50年に一度、時間当たり82ミリの降雨に対応する地区を目指します、こう書かれていると思うのですが、これは実現をしっかり目指していくのか、今、こういう計画があるけれどもちょっと実現の見通しが立っていないのか、どちらなのかなと思いますので、御見解をお願いします。

◎池本都市整備局横浜駅周辺等担当理事
 都市整備局の池本でございます。
 今、委員御指摘の横浜駅周辺地区でございますけれども、下水道の整備もしっかりやるほかに、雨水を貯めてゆっくり流してといった対策でより上乗せをしようという考え方で、今、工事をしているJRの駅ビル、あそこの地下に貯留施設を設けております。
 エキサイトよこはまでは開発に伴って官民連携で、民間の開発事業に対してそういった雨水貯留施設を整備していただこうということで、特に、駅直近の地下街等に隣接したセンターゾーンと呼んでいる場所で敷地面積が5000平米以上の大規模な開発においては、私ども、敷地面積の1ヘクタール当たり200立米を貯留できる規模の設置を誘導したいということで、例えば都市計画の提案でありますとかそういったものが出てきた際には、そのようなことを強く働きかけて、社会貢献としてしっかり評価する形で対応しております。
 ただ、目指しておりますという趣旨が、民間の開発のあれだけ大きな規模というのは、横浜駅の直近で来年ここを予定していますよといったところまでなかなか具体化が、やはり民間の開発動向を見ながらやっていかなければいけない部分はございますので、私どもとしては、そういう機会を捉えて、できるだけ民間の大きな開発でいい計画になるように働きかける、そしていい計画が実現した暁にはそういった貯留施設の設置について強く働きかけるといったことで、目指していると表現しております。