横浜市議会議員 おぎわら隆宏

 

市政報告/議事録

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令和3年 市民・文化観光・消防委員会

△都筑区民文化センター(仮称)の整備状況について 

◆荻原委員
 先ほど、文化観光局長からもまた副市長からもこれ以上遅れがないように取り組みたい、進捗管理をしていきたいというお言葉をいただきましたけれども、改めまして我が会派からも、この事業について今後の見通しをしっかり持っていただいて、さらなる完成時期の遅れがないということを明言していただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。

◎神部文化観光局長
 今回の遅れにつきましては、設計施工体制を調整するというところでかなり時間を要してしまったというのが大きな要因となっております。今回、設計施工体制もきちんとできまして、今回の御提案では約33か月の工期となっておりますが、こちらは当初御提案いただいた工期とほぼ同じ期間となっておりまして、また我々は今、設計アドバイザリーの業務を専門家にも委託をしておりますが、そちらからも無理のない工期だということで、御意見もいただいているところです。
 今後、設計協議、それから建設協議を進める中でしっかりと進捗管理を行って、これ以上遅れがないように、しっかりと取り組んでまいります。

◆荻原委員
 先ほど、他の委員からもございましたが、やはり区民の皆様に対する説明が非常に大事かと思いますけれども、今はどのように区民に対して、または市民に対して説明をしていこうと考えておられるか教えてください。

◎神部文化観光局長
 区民の皆様に、本当に丁寧に御説明をしてまいりたいと考えております。区役所のほうともしっかり連携をしながら、必要な情報をしっかりとお届けしていきたいと思っております。
 今、都筑区のほうで定期的に発行している区民文化センターニュースの中での丁寧な御説明や、ホームページや先ほど御提案のあったSNSなどの活用も行っていきたいと思っております。
 また、併せて都筑区連合町内会自治会のほうでも御説明に伺って、しっかりと御説明をした中で区民の皆様にもしっかり御理解いただいて、情報がしっかり届くように進めていきたいと考えております。

△Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021について

◆荻原委員
 1ページのコンセプトに、クリエイティブ・インクルージョン(社会包摂)ということが書かれておりますけれども、非常にすばらしいコンセプトだと思っておりまして、ぜひこれを具現化していただきたいなと思っております。
 今回のこのDance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021が、こういったところでこのコンセプトを生かそうとしておられるかを教えてください。

◎神部文化観光局長
 今回のDance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021の中では、このインクルージョンの取組は様々考えておりまして、一つは前回のダンスフェスティバルのときに、近藤良平さんに赤い靴の音楽を使ったレッドシューズというオリジナルダンスを創っていただきました。そのワークショップは、誰でも踊れるものなのですけれども、ワークショップを特別支援学校や横浜ラポールで開催することを予定しております。
 また、先ほど御説明したスクール・オブ・ダンスでございますが、学校にプロのアーティストを派遣するということで、こちら学校の希望を募りましたところ、応募がありました9校のうち5校が特別支援学校あるいは個別支援学級となっております。そうしたプロのアーティストに実際に教えていただくという機会も設けていきたいと考えております。
 また、横浜ダンスパラダイスの出演につきましては、公募を行いまして、市民の皆さん、今回は非常に多い応募をいただきました。その中で、障害のあるダンサーの皆さんが、今、6組御出演の希望をいただいているところで、そうした方に広く市民の皆様にも見ていただける機会をつくるということで進めていければと考えています。

◆荻原委員
 ぜひ、このインクルージョンということが市民に伝わるように、様々な広報活動をこれから行っていただくことかと思いますけれども、ぜひその点をしっかりと伝わるような広報にも努めていただけたらありがたいと思っております。市の外にも、しっかりと伝わるような活動をしていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。頑張ってください。

△市第1号議案及び市第6号議案の審査、採決

◆荻原委員
 マイナンバーカードで、転出届はオンラインでできるのだけれども、転入届はオンラインでできないと伺ったのですが、これはそのとおりでしょうか。

◎石内市民局長
 そのとおりでございます。
 転入届については、法令によって対面で本人確認することなどが規定されていて、転入届についてはオンラインではできないということになっております。

◆荻原委員
 マイナンバーカードでは、これからもずっと転入届についてはオンラインではできないということでよろしいでしょうか。

◎石内市民局長
 国の法改正があれば可能になると思うのですけれども、現時点ではそのような状況になっているということでございます。

◆荻原委員
 あと、マイナンバーカードの使用に当たってのパスワードですが、この変更もやはり区役所に行ってする必要があると思うのですけれども、これもオンラインできないものかどうかという点についてはどうでしょうか。

◎石内市民局長
 マイナンバーカードに設定した暗証番号、パスワードにつきましては、御自分でその暗証番号が分かっていて、この番号が嫌だから違う番号にしたいというものであれば、パソコンとICカードリーダー、またはマイナンバーカードに対応したスマートフォンをお持ちの方は、専用のソフトですとか国のマイナポータルを使用して、オンラインで変更が可能です。
 ただ、御自分で暗証番号が分からなくなってしまった、忘れてしまったとか、あと、過去に入力画面で間違った番号を何回か入れてしまうと、ロックされてしまうのです。そうロックされてしまった場合に、暗証番号初期化とか再設定については、区役所にお越しいただいて、区役所の窓口にある統合端末で設定していただくようになります。

◆荻原委員
 今横浜市で、パスワードを覚えている場合は、パスワードはいつでも自由に変更できるようになっているのでしょうか。

◎石内市民局長
 区政支援部担当部長からお答えいたします。

◎小出区政支援部担当部長
 今の委員の御質問は、市内のマイナンバーカードを持っている方がということでよろしいでしょうか。

◆荻原委員
 はい。

◎小出区政支援部担当部長
 こちらの方につきましては、本人の暗証番号が分かっている範囲においては、ICカードリーダーがついたパソコンないしは対応したスマートフォンで、通常の時間帯であれば変更が可能ということになっております。

◆荻原委員
 そうすると、パスワード変更できないのはパスワードを忘れてしまった場合のみということだと思うのですけれども、パスワードを忘れてしまった場合でも、オンラインで自分が再設定できるという仕組みをつくることは可能なのでしょうか。

◎石内市民局長
 それは自治体個別の判断ではできない話になります。マイナンバー制度そのものの話ですので、国での議論というか、あれなのですけれども、やはり本人確認ができない中、オンラインでやるというのは今の段階では厳しいので、国もそういう場合はオンラインにしていないという考え方なのです。そこの課題がクリアできるような方策が何か出てくれば、国でも考えると思うのですけれども、現時点では当面、忘れた場合とロックしてしまった場合というのは厳しいと考えています。

◆荻原委員
 あともう一つ、証明書ですけれども、今回の改正においても証明書が郵送されてくるという仕組みだと理解しているのですが、自宅でプリントアウトするということは何か問題があるのかないのかについて教えていただきたいのです。

◎石内市民局長
 戸籍関係の全部事項証明書あるいは住民票の写しについては、コピーの偽造を防止するために、複写すると、複写という文字が浮かび上がるような工夫ですとか、あるいは用紙を地紋入りにするという偽造防止の措置がされています。総務省からの通知ではそういう措置をしろということになっていますので、自宅のパソコンを使って偽造防止が、加工できない中では、自宅での出力はできないという考え方で今整理しています。

◆荻原委員
 では、今後とも自宅での住民票などのプリントアウトというのは、まずそれは難しいだろうと、こういう御見解ということでよろしいでしょうか。

◎石内市民局長
 国の見解に基づいて市ではやっています。