横浜市議会議員 おぎわら隆宏

 

市政報告/議事録

HOME / 市政報告/議事録 / 発言全文

令和 4年 新たな都市活力推進特別委員会

△令和4年度の委員会運営方法について

○荻原委員長
 令和4年度の委員会運営方法についてを議題に供します。
 本日の委員会の進め方ですが、初めにお手元に配付いたしました資料に基づき、私から説明いたします。
 その後、今年度の本委員会で取り扱う調査・研究の内容について皆様から御意見をいただきたいと思います。
 それでは、お手元の資料に基づき説明いたします。
 1の付議事件については、記載しておりますとおりオープンイノベーション等による企業支援や誘致促進、グローバル都市の実現、文化芸術都市や観光・MICEの推進等に関することとなっております。
 次に、2については、平成24年5月8日開催の市会運営委員会で決定された特別委員会の運営方法について記載しております。
 次に、3について御説明いたします。
 令和4年度新たな都市活力推進特別委員会調査・研究テーマ案についてですが、事前に正副委員長で協議いたしましたので、私より簡単に説明をさせていただき、その後、委員の皆様から御意見等をいただきたいと思います。
 参考といたしまして、裏面に本委員会と、その前身である観光・創造都市・国際戦略特別委員会の過去5年間の調査・研究テーマ及び選定理由について記載をしております。
 今年度は、横浜の魅力を活かした選ばれるグローバル都市・横浜の実現についてをテーマに調査・研究したいと考えております。
 テーマ選定の理由でございますが、長期化するコロナ禍や緊迫する国際情勢、多方面にわたりグローバル化が進展する現代の中で国際都市としての役割の重要性が再認識されており、都心臨海部における都市空間の優位性と文化芸術の創造性を活かした横浜らしい魅力の創出と発信が今まで以上に求められています。
 そのために、国際社会におけるコロナ禍からの回復を見据えつつ、世界から訪れ、居住し、ビジネスに携わる人々が快適に滞在・生活できる多様性と包摂性に富んだ都市づくりや世界で活躍するグローバル人材の育成、オープンイノベーションの促進、国内外からの誘客促進・MICE開催支援の取り組みを強化していく必要があります。
 また、市内の既存施設や歴史的建造物の存在価値を再評価しながら、最先端技術を活用した先進的なまちづくりの取組にも注力していくことも重要だと考えております。
 当委員会では、今年度はこのテーマに基づき、本市の取組の検証、他都市の取組の調査及び有識者からの意見聴取などを実施し、多方面に調査・研究を行いたいと考えております。
 私からの説明は以上でございますが、ただいま申し上げましたテーマ案や委員会の進め方などについて、委員の皆様から様々な御意見をいただければと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 どうぞ委員の皆様方の御意見をよろしくお願いいたします。

◆こがゆ委員
 大変重要なテーマだと思います。
 今まで2年以上にわたって、コロナ禍の中で海外からの人たちというのが来ていなかった。インバウンドの人たちがなかなか横浜に訪れなかったのですが、この10日というのが一つの大きな契機ですけれども、インバウンドの人たちがすごく横浜を訪れるという機会がまたやってくると思うのです。
 そのときに、横浜が他都市に比べて、海外の人たちがぜひ来ようと、そういう魅力あふれるまちにするということは大変重要だと思いますから、この契機にそういったこのテーマでやっていただいて、より魅力あふれる横浜にしていきたいと思いますので、このテーマでよろしくお願いします。

○荻原委員長
 その他、御意見は。

◆みわ委員
 これからの横浜が、どういうふうなまちとして進んでいくのかということにも大きく関わるテーマで今年も進められるのだなということを改めて思っております。
 そういう中で、選ばれるグローバル都市ということで、それが一体どういう都市が世界中から選ばれるのかということも改めて探っていくことが必要だと思いますし、それで選定理由のところで、もっともっと研究したり探っていくというか、考えていかなければいけないなと思うのが、今あるというよりも、文化芸術の創造性を活かしたと書いていただいているのですけれども、本当にそういう横浜の文化芸術、その創造性ということを、そこに住む人たち自身も強く自覚していくことが、世界に開かれたときに、ここが横浜の誇れるところと市民一人一人も意識づけをして語れるというか、そういうことも必要ではないかなと思うのですよね。
 そういうときに、見えるものだけではなくて、文化芸術の創造性を活かしたってとても難しいことだと思いまして、この辺は特に私としては、横浜の活力あるということを目指していくときに大事なところかなと考えているので、この辺にも特に力を入れて今年度考えて研究していけたらなと思っておりますので、よろしくお願いします。

○荻原委員長
 その他、いかがでしょうか。

◆安西委員
 御提案いただいた研究テーマで個人的にもいいなと率直に思っているのですが、3つのブロックになると思うのです。横浜の魅力ということが浮き彫りになって、その上で他都市を含めた選ばれているグローバル都市というのがどういう状況になるのかというのを確認することによって、それを横浜でどうやって実現していくのかということが端的にこのテーマ案で示されておりますので、それをどのような形で各委員の皆様方と共有しながら、横浜市政に生かしていけるような最終的な取りまとめになっていくのかなというのを期待もしておりますし、積極的に調査・研究していきたいなと思っておりますので、横浜市民にとってもアウトプットが生きていくような、再認識するようなものになっていければと思いますので、ぜひ正副委員長の方々の御協力もいただきながら進めたいなと思いました。

○荻原委員長
 そのほか、いかがでしょうか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○荻原委員長
 様々な意見を頂戴いたしました。大変ありがとうございます。
 今年度の調査・研究テーマにつきましては、この横浜の魅力を活かした選ばれるグローバル都市・横浜の実現についてということでよろしいでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○荻原委員長
 ありがとうございます。
 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
 なお、運営方法につきましては、さらなる御意見等がございましたら正副委員長にお申出をいただければと思います。
 それでは、本件についてはこの程度にとどめます。