横浜市議会議員 おぎわら隆宏

 

市政報告/議事録

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令和 6年第4回定例会

△横浜国際メインプール廃止計画について

◆(大和田あきお君)
日本共産党の大和田あきおです。日本共産党を代表し質問いたします。
(中略)
次は、横浜国際プールのメインプールの存続についてです。
9月の本会議で市長は、日本水泳連盟鈴木会長の懇談要請に応えるべきとの質問に対して、所管局で意見交換を進めているとの答弁にとどまりました。しかしその後、報道によれば市長は日本水泳連盟鈴木会長の面会を断ったとありました。なぜ断ったのでしょうか、市長に伺います。
また、11月27日に関係6団体が選手や関係者から寄せられた意見2368件とメインプールを残してほしいという陳情書を市に提出しています。それを市長は御覧になったのでしょうか、その感想を市長に伺います。
これだけ明確な反対の意思が最大のステークホルダーから出されていて、水泳連盟会長との面会を拒否したままメインプールの廃止を強行するのでしょうか、市長の見解を伺います。

(中略)

◎市長(山中竹春君)
大和田議員の御質問にお答えいたします。
(中略)
横浜国際プールについて御質問をいただきました。
日本水泳連盟会長の面会についてですが、計画策定を進めるためには現場レベルでの対話が何よりも重要であることから、素案の策定に至った経緯や施策の詳細を丁寧に御説明を差し上げるとともに、実際の水泳現場で携わっている皆様の御意見を丁寧にお伺いするなどして所管局で対応をしております。
陳情等の内容確認の有無とそれに対する感想とのことですが、内容についてはこれまでいただいた陳情等と同様の内容であったと認識しております。再整備の検討につきましては、今回いただいた御意見も含めて素案に対して市民の皆様からいただいた様々な御意見を総合的に踏まえて原案の策定を進めてまいります。
メインプールについてですが、水泳団体の皆様からはメインプール存続の御要望をいただいておりますが、一方で市民意見募集では通年フロア化を望まれる、あるいは理解を示される御意見を横浜市民の皆様から多数いただいております。より多くの市民の皆様に喜んでいただける市民の皆様のためのインクルーシブな視点を踏まえた次世代を育む施設を目指し原案の策定を進めてまいります。

◆(荻原隆宏君)
横浜の風、荻原隆宏です。
横浜国際メインプール廃止計画について伺います。
日本水泳連盟、日本パラ水泳連盟など水泳6団体の皆様がメインプールの存続を強く訴えておられます。先ほど市長は現場で丁寧に話をしているから先方に会わない旨をおっしゃいましたが、市長が会っても現場で丁寧な話はできると思います。なぜお会いにならないのか、いま一度市長に理由を伺います。
また、今後お会いになる意思はあるのか、伺います。
また、お会いになる意思があるのであればそれはどのタイミングでお会いになるのか、伺います。
次に、パブコメについて伺います。
市長は通年フロア化を進める根拠として市内在住回答者の63.1%が通年フロア化に理解を示していると説明しておりますが、このパブコメは一人の市民が何回でも意見を応募できましたので、63.1%がより多くの意見とすることはできません。市外の79.1%の方はメインプール存続を希望されておられます。63.1%の結果はプール廃止の根拠とならないと考えますが、市長の見解を伺います。
横浜国際プールはパラ水泳、障害者スポーツ、インクルーシブスポーツの聖地となっています。メインプールが廃止されれば、水泳を楽しむ多くの障害ある皆さんの生きがい、パラリンピックを目指す障害ある皆さんの目標を奪うことになります。障害ある皆さんこそ、日常生活動作、ADLの獲得維持にスポーツが必要です。私も身体障害者の一人としてこのままメインプール廃止を認めるわけにはまいりません。真にインクルーシブな横浜を目指すのであればメインプール廃止の素案を白紙に戻しメインプールを存続すべきと考えますが、市長の見解を伺います。
最後に、教育長に伺います。
昨年9月、体育館の掃除で前歯を折られ、視神経も失った現在六年生の女子児童が、学校が作成した事故原因のまとめにまるで女子児童に責任があるかのように文書を記載されていたことで女子児童が学校長に対する適応障害及び複雑性PTSDを患い現在も通常に登校できない状況が続いています。この女子児童が一日も早く安心して学校生活を送れるための具体的な方策について教育長の考えを伺います。
そして、全ての小中学校において、この事案と同様に教職員を対象とし心に傷を負って苦しんでいる児童生徒について実態を調査し適切な対応を取るべきと考えますが、教育長の見解を伺って、質問を終わります。(拍手)

◎市長(山中竹春君)
荻原議員の御質問に御答弁を申し上げます。
横浜国際プールについて御質問をいただきました。
水泳団体との面会についてですが、今回のような案件については特に計画策定を進める上で現場レベルでの対話が重要だと考えています。素案策定に至った経緯や施策の詳細を丁寧に御説明を差し上げるとともに、実際の水泳現場で携わっている皆様の御意見を丁寧にお聞きしております。引き続き所管局で対応してまいります。
面会についてでありますが、引き続き所管局で丁寧に対応していくものと考えています。
市民意見募集の結果はプール廃止の根拠とならないとのことですが、誰のための施設なのかを考える必要があると思います。私は市民のための施設だと思います。その市民の御意見において、通年スポーツフロア化を望まれる、あるいは理解を示されるといった多数の御意見をいただいたことは重く受け止める必要があると考えています。
メインプールについてですが、素案公表後にいただきました市民の皆様や団体の皆様からの多くの御意見を踏まえて、より多くの市民の皆様に喜んでいただける、そしてインクルーシブな視点を踏まえた次世代を育む施設を目指して市民の皆様のための原案の策定を進めてまいります。
以上、荻原議員の御質問に御答弁を申し上げました。
残りの質問につきましては教育長から答弁を差し上げます。

◎教育長(下田康晴君)
教職員により心に傷を負った児童生徒を守るための方策について御質問をいただきました。
児童が安心して学校生活を送れるための具体的な方策についてですが、当該の案件については当事者、子供たち、教員がおります。実態を弁護士も入れて確認をしているということで、あくまでも客観的にこれを判断していく。一方的なものではなく、そのことが大切だと思う、その上でお答えをさせていただきます。児童生徒が集団で活動する場である学校は様々な事故が発生する可能性があり、それぞれの事案に弁護士等の専門家の助言を得ながら原因を明らかにし、適切に対応することが大切だと考えています。事故をきっかけに児童生徒が心に傷を負った場合は、スクールカウンセラーを活用する等、心のケアに加えてICTの活用を含め柔軟な学習環境を整えるなど、その子の状況に寄り添い安心して生活ができるようにしっかりと対応していくことが必要だと思います。
全ての小中学校の教職員を対象として本事案と同様に心に傷を負って苦しんでいる児童生徒について実態を調査し適切な対応を取るべきとのことですが、苦しんでいる児童生徒を早期に発見するためには、スクールカウンセラーや専任教諭、養護教諭など、その子にとって安心できる人が声をかけ相談に乗り、あるいは1人1台端末による心の健康観察など言葉以外でもSOSを発信しやすい環境を整えながら、丁寧に寄り添っていく中で一人一人に応じた支援につなげることが大切だと考えます。児童生徒が本当の心のうちを安心して打ち明けられる対応、環境づくりに努めてまいります。
以上、御答弁申し上げました。

◆(荻原隆宏君)
23秒あります。
市長、反対している方々の意見も重く受け止めていただきたいと思います。その観点に立った答弁をもう一度お願いいたします。
それから教育長、一方的でないというふうに最初におっしゃいましたけれども、この女子児童はお医者さんにPTSDと診断されているのです。その点をもう一度お考えになって答弁ください。(拍手)

◎市長(山中竹春君)
荻原議員の御質問にお答えいたします。
市民の皆様や団体の皆様から多くいただきました御意見を踏まえて、より多くの市民の皆様に喜んでいただける、かつインクルーシブな視点を踏まえた施設を目指して、市民の皆様のための原案の策定を進めてまいります。
以上、荻原議員の御質問に御答弁申し上げました。
残りの質問につきましては教育長から答弁をいたします。

◎教育長(下田康晴君)
再質問をいただきました。
生徒が診断を受けていることを踏まえてということでございます。
清掃等の現場の状況を実際に複数の弁護士も入って確認をしながら検証を行った上で、その上で事故の背景と因果関係について客観的に確認をしているところでございます。それらを踏まえて適切に子供の心の傷にはしっかりと寄り添っていくことが必要だというふうに考えます。
以上、御答弁申し上げました。