横浜市議会議員 おぎわら隆宏

 

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横浜市の小児喘息患者は全国の倍 <H23年度決算審査>

2012年10月10日 水曜日

平成23年度決算審査が行われています。

4日の経済局への質疑に引き続き、昨日は健康福祉局へ質問。

横浜の小児喘息患者が、全国に比して格段に多い事を指摘。

最初、健康福祉局の担当者は横浜市内喘息患者数は把握出来ないとしていましたが、

毎年行われる学校保健調査の項目にぜん息があることを見つけて、昭和50年からの統計を教育委員会に問い合わせ、グラフ化してみました。

小中学生が対象なので、小児喘息ということになります。

緑の線が横浜市、オレンジが全国。

男の子は女の子より喘息患者が多く、小学校・中学校ともに男女同じ色の線にしてしまってますが、上を走る線が男の子の値です。

被患率から逆算して、

横浜市の小学生は15,500人、中学生は4,800人、

市内計約2万人の小児喘息患者がいると推計されます。

(今朝の朝日新聞の記事↓)

自動車の排気ガス等大気汚染や、食べ物やその他生活環境をとりまく物質など原因は諸々考えられ、今は特定が出来ないとのこと。

昭和57年頃から横浜は全国を引き離しはじめ、昭和63年頃からはいっきに増え、ぐんぐん被患率が伸びてきました。

横浜市は今までこの状況に気付いてこなかったわけです。

東京、川崎、大阪にある医療費助成制度の導入を横浜も検討すべきと思います。

先ず全市的に問題認識を共有することから始めてほしい。