横浜市議会議員 おぎわら隆宏

 

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親友Mへ

2012年12月24日 月曜日

総選挙、数え切れないほどの声援を頂きました。
今でも私の心の支えです。
結果は厳しいものでしたが、何ら後悔はなく、気持ちは澄み渡っています。
国のためになりたい、民主党のためになりたいとの思い一心でした。

ただ、私を支えるためご心労絶えなかった皆さん、応援頂いた皆さんの苦労に報いることが出来なかったこと、ご期待に添えなかったことに、深く情けない思いを致しています。

市議時代含め、これまでのすべてのお支えに、感謝の思いでいっぱいです。

私の親友Mは、いまからちょうど10年前に他界しました。
私の拙い音楽に、とても優しい理解者でした。
私が音楽活動をやめて代議士秘書を始めた時、私自身は政治家にはならないと話しましたら、「いいや、おぎやん、分からないよ」と、ペットのフェレットを撫でながらつぶやいたのを今でもよく思い出します。

彼も私も世の矛盾が許せませんでした。

正しくないことはどこまでも正しくないし、
生きるに辛い思いをしている人は、救われるべきです。
強者の味方になるより、弱者の味方になる。
助けを必要とする人に、手を差し伸べる。
それが人の世というもの、その模範たる政治が私は欲しかった。

私は、民主が見放された理由を噛みしめ、党再生の一助となるよう、歩みたいと思います。保守に対峙する協調精神を掲げる政党なしに、日本の政党政治は成り立たないと考えるからです。協調の思想的原点を明瞭に確立し、国と地方が一体で国民住民のために働ける国家を作れるよう、そして、二大政党が燦々と輝く世が日本に来るよう、今後とも修行を重ねて参ります。

クリスチャンだったMのクルスはいつも家の玄関に置いてあり、
今日も私の一日を眺めています。

今夜と明日、
皆さんにとって思い出に残る、ひときわ美しく、良いクリスマスでありますように。

メリークリスマス。