民主もだめ、自民もだめ、いったいどうすりゃいいんだ。
2012年1月21日 土曜日
1月は月末まで連日賀詞交換会です。
横浜市会はこの間、予算の内示を行政から受け、当局に再要望という形で最終の要望を行います。
要は予算審議前の事前調整ということですが、議会と行政の考え方の違いが市民に伝わりにくいので、これ、私は止めた方がいいと思います。
さて賀詞交換会、4日から始まり、どの賀詞交換会でも、「民主党たいへんねぇ、もっとしっかりして」「国を潰すな」とご指導頂きます。
「民主もダメ、自民もダメ、いったいどうすりゃいいんだ。」この言葉が一番、染みます。
昨年のこの時期は、まだしばらく様子を見ても良い、というご意見も頂いておりましたが、そういった声はもうありません。
国民の民主党に対する評価は定まった、ということと思います。
それは、消費税や、TPPとか、政策的な云々より、政党政治のあり方そのものが問われているのではないか、とも感じます。
政治家、政党人としての純粋な志があるのか、何のために議員になったのか。
地方議員は民主党所属でも、民主党に雇われているわけではなく、市民県民に雇われています。
だから国会議員に堂々と民主党を良くするための声を出すべきだし、国会議員ももっと真摯に耳を傾けるべきです。
国会議員も、政党交付金も含め、雇い主は国民。
しかし政権運営が党内事情メインに見え、内閣に対する国民の満足度は常に低空飛行。
地方議員の声、あるいは地方・地域の声を真面目に民主的に聞く政党が戦後日本に存在しなかったのかも知れない、と、最近思うようになりました。
民主党は、前回党代表を選出する際、地方議員には投票権がありませんでした。
私達地方議員は、本当に政党所属と言えるのかどうか。
そんな気分の1月。