新首相に望むこと。
2011年8月21日 日曜日
「十三人の刺客」のリメイク版をDVDで観た。
暴虐残忍な主君を老中に抜擢しようとする将軍。
それでは民が苦しむと暴君暗殺の指令を決行する十二人の侍と一人の山の若者。
たとえ暴君でも死を賭して主君を守るのがサムライと、暴君を守って旧友に切られる半兵衛。
「下が支えてはじめて上であることが、まだお分りになりませんか」と、暴君と刺し違え死んでいく主人公、島田新左衛門。
まずはこの1点。
そしてサムライと言えば・・・武士道の新渡戸稲造。
新渡戸稲造の、1914年9月1日の、『道は何処にありや』という小論の一節。
「要するに道は外に現れたものだが、しかしこれは一種の道で、ほんとうの道はあらわれない所にあるものだ。道の道とすべきは常道ではない、大海原の只中でさえ舟の行くところそこに道が出来るのである、空中でも同じ事だ。我が国には既成の道ばかりで新奇な道を開いて行く教育がない、道を開いてこれを踏んで行くものは、あるいはそしられ、あるいは冷やかされる。
しかし道は外にはない。この頭の中に己を棄てて世のために尽くさんとする考えを入れて、おどろが下を踏み分けて、自ら開拓して行くより外に道はないと信ずる。」
五箇条の御誓文にもこうある。
「旧来の陋習を破り、天地の公道に基づくべし」
新首相、かくあるべし。



