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抗がん剤治療スタート!

12月18日から抗がん剤治療を受けています。

 

9月19日に直腸がんと転移部の左足リンパ節を摘出し人工肛門(ストーマ)を造設、その後約2週間で新たに急成長した腫瘍(のちの検査で悪性ではないと分かりました)を切除するため10月10日に再手術、新たな腫瘍により水腎症も見られたため左右尿管にステントを挿入し、11月2日に退院しました。

 

医師からは、私のがんは「ステージ3のC」との判定を受け、術後補助化学療法としての抗がん剤治療を勧められました。がんの各ステージにはA、B、Cの段階があり、Aがより小さいステージ側、Cがより大きいステージ側の状態を指しています。私のがんは再発のリスクが高いこと、血液検査で腫瘍マーカーが下がり切っていないこと、PET検査等の結果では今は明確にがんと診断出来る部位が見当たらないことなどから、抗がん剤治療で体内のがん細胞を着実になくしていこうとの治療方針が示され、12月5日に尿管ステントを抜去したのち、抗がん剤治療を開始いたしました。

 

抗がん剤治療は3週間1クールで8クール繰り返し、全体で6か月間の治療となります。初日に1つ目の抗がん剤「オキサリプラチン」を点滴で注入し、2つ目の抗がん剤「ゼローダ」を2週間にわたり1日2回服用します。その期間中は、免疫力が低下する副作用のため、人込みは避けるようにとの医師の指導があり、人が多く滞留する集会等への参加は控えさせて頂くこととなり、催事を行われる皆様には誠に申し訳なく、お詫びを申し上げる次第でございます。

 

抗がん剤の種類によってその副作用には様々あり、患者さんによってもそれぞれ副作用の現れ方はまちまちだそうです。実際に治療が始まってみないと自分の副作用の出具合が分からないということです。私の場合、まず第1週目は、寒冷刺激(冷たい素材や空気に触れるとビリビリと電気のような刺激を感じる)による指先等のしびれ、嘔吐感、下痢、ふらつき、倦怠感などが強く出ました。2週目に入り、徐々にこれらの副作用は薄れてきました。来週の第3週目は薬を飲まずに体力を回復させる期間となります。

 

議会には治療に差し障りない範囲で出来る限り出席させて頂きながら、しばらくの期間、治療に専念させて頂きますことを市民の皆様のご容赦を賜りたく、お願いを申し上げる次第でございます。がんをしっかり克服し、引き続き市政に邁進することが出来るよう、治療に取り組んで参ります。

 

今年一年のご指導とご支援に心から感謝を申し上げますとともに、来る年が皆様にとって幸多い素晴らしい年となることを心から願っております。

2024年も張り切ります!

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