国民>政党>政治家


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この原発アンケートは、今夏、由比ヶ浜のかまんど市場で御見かけしました。

すばらしい結果です。

原発のみならず、国のすべての事柄について、国民によって決定されるのが民主主義。

政策は最終的には政治家が決めるのではなく、国民が決める。

皆さんの強い意志の表れと感じました。

様々な判断において、政治家は自分より政党を優先すべきと思いますし、政党は自分より国民を優先しなければなりません。

国民が最上位で、次に政党、その次に政治家個人、この流れは極めて重要と思います。

政治家個人よりも政党を優先すべしというのは、政治家個人が私利私欲に走らないように政党内民主主義に従うべし、ということで、一人の政治家の考えをあまりに優先すると極端には独裁を許す風土となります。

そして、政党も、一部の有力者の意見に従うようでは多数意見を集約する民主主義政党ではなくなりますし、党利党略に走って己が党の都合だけを優先することのないように、常に国民全体の声に従う存在でなければならないということです。

国会が既得権益の牙城にならないように政権交代は必要ですし、政党は国民の様々な意見を集約出来て、政策責任を果たせる政治集団として定着していく必要があります。

一人ひとり意見が違うのは当たり前、いかに多くの意見や考えを消化し血肉に変えられるか、そこに政党の本領が見えてくるのだと思います。

国民の声を「聞く」にとどまらず、国民の声に「従う」という意識を守る政治風土を、これからの日本に定着させたいと思う日々です。