本日、民主党を離党致しました。


皆様にご報告させて頂きます。

本日、次の文章を添え、民主党に離党届を提出致しました。

引き続き国政に向け、神奈川4区で、全身全霊頑張って参ります。

国や政治は政治家のものではありません。

国も政治も国民のものです。

日本の主(あるじ)は日本国民であり、総理大臣でも国会議員でもありません。

国民の判断が常に正しいとは限らないと誤謬する政治には、健全な民主主義国家を体現することは出来ません。

水面下で調整する、対立点から逃げる、政党や政治家の自己保身のための政治には、しっかりと終止符を打たねばなりません。

国民が国の主として君臨し、政治家は国の主である国民に忠誠を誓い、国民による国民のための真の民主政治を実践する政治を確立するため、私はさらに邁進致します。

今後とも皆様の変わらぬ御指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

(以下、添付文章)

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離党の辞

私 荻原隆宏は、この度、本日8月8日付けをもって民主党を離党する事と致しました。

支援者の方々をはじめ様々な皆様とお話をさせて頂き熟慮した結果です。

本年5月19日、本部選対委員長より、今後国政選挙において、荻原隆宏を民主党が後押しすることはないと本部決定として明示があったことにより、私が引き続き民主党の旗を掲げることは適当でないと判断致しました。

民主党が国民のためその使命を果たされる事を祈っております。

今後は、荻原隆宏は無所属で引き続き神奈川4区(横浜市栄区・鎌倉市・逗子市・葉山町)にて活動致します。

いま国政野党は群雄割拠の態を成しており、どの政党に正義があるか判然としません。

国民の政党不信が極まるなか、我が国の未来を正しい方向へ導く真に信頼に足る勢力が生まれ出るよう、私も微力ながら力を尽くして参りたいと思います。

今後とも変わらぬ御指導御鞭撻を賜りますよう衷心よりお願いを申し上げ、一言離党の辞とさせて頂きます。

平成26年8月8日

前民主党神奈川県第4区総支部長

荻原隆宏

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日米首脳会談 米国の立ち位置は変わらない


ホワイトハウスのホームページに4月24日の日米共同記者会見の全文とユーチューブのビデオが載っています。

http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2014/04/24/joint-press-conference-president-obama-and-prime-minister-abe-japan

日本の首相官邸のホームページにはビデオしかアップされておらず、実務力の差なのか、感覚の差なのか分りませんが、残念です。

このホワイトハウスの記録を読むと、中国との緊張をエスカレートさせてはならないことを、オバマ大統領が3度も繰り返し安倍総理に注文していることがあらためて分ります。

◆We stand together in calling for disputes in the region, including maritime issues, to be resolved peacefully through dialogue.  海洋における事例を含めたアジア地域における様々な紛争を、対話を通じ平和的に解決するという決意を我々は共有しています。

◆In our discussions, I emphasized with Prime Minister Abe the importance of resolving this issue peacefully — not escalating the situation, keeping the rhetoric low, not taking provocative actions, and trying to determine how both Japan and China can work cooperatively together.  And I want to make that larger point.  We have strong relations with China.  They are a critical country not just to the region, but to the world. 私達の会話のなかで、私が安倍総理に強調したのは、この問題(尖閣問題)を、状況をエスカレートさせずに平和的に解決することの重要さです。法に則り、挑発的な行動を取らず、いかにすれば日本と中国が互いに協力することを決意出来るかという努力をすることの重要さです。私はこれを何よりも大きなポイントとしたい。私達は中国と強く結ばれています。中国はアジア地域にとってだけでなく、世界にとって極めて重要な国家です。

◆At the same time, as I’ve said directly to the Prime Minister that it would be a profound mistake to continue to see escalation around this issue rather than dialogue and confidence-building measures between Japan and China.  And we’re going to do everything we can to encourage that diplomatically. 同時に、私は、安倍首相に直接言いました。この問題(尖閣問題)について、日中の対話や信頼を構築する手段ではなく、事態のエスカレートが見られるような状況を続けるということは、重大な間違いになる、ということを。米国は外交的に、これら(対話や信頼構築)を推し進めるためなら出来ることを何でもします。

また、尖閣の領有権についての判断を行わないことも2度、言及しています。

◆We don’t take a position on final sovereignty determinations with respect to Senkakus, 私達(米国)は尖閣諸島の最終的な統治権の決定に関しては関わりません。

◆My hope is, is that China will continue to engage with us and other countries in the region where we do not take a position on the particular sovereignty of this piece of land or this rock but we do take a position in making sure that all countries are following basic international procedures in resolving these disputes. 私の希望は、中国が私達(米国)やアジア地域の諸国と連携を続けることです。このアジア地域では、私達(米国)は、この(尖閣諸島)島々や岩の特定の統治権について関わることはせず、すべての国々が基本的な国際手続きに則り紛争を解決することを確かなものにすることには関わっていきます。

また、米国の記者(CNN:ジム・アコスタ)から中国に武力行使をするのか?との問いに、レッドラインは描かれていない、との言葉。

◆Well, Jim, let me unpack that question because there’s a whole bunch of assumptions in there, some of which I don’t agree with. First of all, the treaty between the United States and Japan preceded my birth, so obviously, this isn’t a “red line” that I’m drawing; it is the standard interpretation over multiple administrations of the terms of the alliance, which is that territories under the administration of Japan are covered under the treaty.  There’s no shift in position.  There’s no “red line” that’s been drawn.  We’re simply applying the treaty.ジム、この質問をひも解かせて欲しい。なぜなら、憶測による誤解が多くあるから。私が良しとしないものがいくつかある。まず、米国と日本との条約は私が生まれる前に締結された。だから明確にこれは私が引いているレッドラインではない。これは、これまでの歴代の政権が続けてきた、日米同盟の条項に対する標準的な解釈だ。日本の施政下にある領域は、条約の適用下にある。立ち位置に変更は無い。描かれた「レッドライン」はない。条約を素直に適用しているだけだ。

そして、

◆Our position is not new.

米国の立ち位置はこれまでと変わらない、と明言していることも重要です。

なにより、集団的自衛権を歓迎・支持する、という言葉は、記者会見では、オバマ大統領の口からは一言も出ていません。安倍首相の説明の中で語られているだけです。

全体を通して見れば、

1)安倍総理は、中国との緊張関係を、このまま日中間の対話なく、エスカレートさせるようなことがあってはならない。

2)集団的自衛権を首脳会談で支持したけれども、集団的自衛権を容認していないこれまでと、容認を支持するとした後にあっても、米国の尖閣問題に対する日米安保条約上の立ち位置は変わらない。

3)中国に対する武力行使の判断基準(レッドライン)は設けられていない。つまり、武力行使は前提にない。

安全保障に関して、大きくはこの3点が理解されるべき記者会見だったと思います。

オバマ大統領は記者会見を通じて日本国民に、「米国は中国とはケンカしません。だから日本は中国と仲良くして下さい。中国は米国にとって大切な国ですから。」と伝えたかったと、私は受け取りました。

記者会見全文を載せているホワイトハウスに感謝します。

荻塾 in 逗子 「平和は忍耐のいる努力」


リメンバー311

3月1日土曜日、逗子なぎさホールで、荻塾の特別公開講座~リメンバー311を開催しました。

多くの皆様にお足を運んで頂き、心より感謝を申し上げます。東北復興支援活動を熱心に行っている隊長ソウルバンドさんに沖縄エイサー演舞を行っていただき、政治評論家森田実さんの時局講演を頂きました。政治をもっと国民に近いものとするために、出来ることからコツコツ歩んで行きたいと思います。

森田実さんは、「集団的自衛権の行使容認はやってはならない、戦争をしない国であることを止めてはいけない、平和は忍耐のいる努力だ」と、静かに燃える炎のように語られました。集団的自衛権行使については民主党内様々議論があり、自民党内にも様々議論あり、そのことはこの話がいかに重大で困難な政策であるかを物語ります。

おぎわらモーニング3月の最新号の「至言探訪」に選んだ言葉ですが、かつて自民党総理総裁を務めた石橋湛山は昭和43年に次のように述べています。

「重ねて言うが、わが国の独立と安全を守るために、軍備の拡張という国力を消耗するような考えでいったら、国防を全うすることができないばかりでなく、国を滅ぼす。したがって、そういう考えをもった政治家に政治を託するわけにはいかない。」

石橋湛山は他国と軍拡競争をいったん始めてしまうと、果てしなく競走が続いてしまって、とんでもなく国力を消耗するから、我が国は軍備拡張の選択は採ってはならないと言い続けていました。

私は、自民党の多くの政治家が、戦争と敗戦の塗炭の苦しみを味わい、こういった考えを強く持って、これまで我が国は集団的自衛権を長く行使してこなかったのだと思います。

知恵ある、自制心ある、責任ある思慮判断だったと思います。

時代の流れの中で変わるべき部分もあろうかと思います。それが進化であるか退化であるか、冷静に現実的に見極める必要があります。特に防衛政策については、自制心が必須です。相手が防衛費を上げたからこちらも軍事増強だ、となるのは、いたちごっこの典型であり、石橋湛山が憂えた状況を生みます。

安倍総理は、昨年末の靖国参拝で、アジアだけでなく欧米からの厳しい視線を浴びるようになりました。今後も、欧米の想定している以外のことを、電撃的にしかも確信的に安倍総理は行う可能性が排除出来ない、アジアにおける日本発紛争リスクは高まっている、と思われても仕方がないと思います。

集団的自衛権の発動によって軍事的に国際貢献をしようとしているのが安倍政権です。しかし、そのような財政的余裕が、我が国にあるのでしょうか。これまでの専守防衛・軽武装国家が、他国を守るためあらゆる戦場で戦闘行為を行えるようになれば、十分に自衛隊員の命を守る装備をこれまで以上のレベルで準備する必要が出てきます。ミサイルも、戦闘機も、戦艦も、戦車も、鉄砲の玉も、ガソリンも、自衛隊員を一人たりとも死なせないという覚悟で、そのために必要な装備を本当に日本は整えることが出来るのでしょうか。アメリカ軍を守ると言いながら、実際にはアメリカ軍に自衛隊が守られてばかりというような事態に陥らないようにしなければいけません。そうなれば、今まで以上に他国に依存する国家になります。

年金・医療・介護に必要なお金が足りない、保育や教育に必要なお金が足りないからこその、この春の消費税増のお願いに繋がっているはずです。自衛隊員の命を守るに十分な防衛費増のお金の余裕は、今の日本には、無いのではないでしょうか。さらに借金を重ねるか、国民の社会保障費が削られるか、そのような政府としてやってはならないことに繋がるのが、集団的自衛権の全面的行使容認のお話です。

安倍総理、思いとどまるべきです。

石橋湛山の先ほどの言葉は次のように続きます。

「政治家の諸君にのぞみたいのは、おのれ一身の利益より先に、党の利益を考えてもらいたい。党のことより国家国民の利益を優先して考えてもらいたいということである。」

集団的自衛権をめぐって、真に国民の利益とは何か、私利私欲と党利党略を滅して、現政権には考え直して頂きたいと思います。

己を捨てて人を救わんことを希うべし


「医の世に生活するは人のためのみ、己がためにあらずということをその業の本旨とす。安逸を思わず、名利を顧みず、ただ己を捨てて人を救わんことを希うべし。」

そのまま政治家の戒めになりますね。

幕末の蘭学者・医者であり大坂・適塾の開設者、緒方洪庵による一文で、原著はドイツ人医師フーフェラントの「医学必携」巻末の「医師の義務」を抄訳して「扶氏医戒之略(ふしいかいのりゃく)」として洪庵が十二カ条にまとめたものの、第一条の文章。

1800年代前半、「医者は医道の本意を失い、驕慢、奢侈にいい気になり、欲情の強いことは言語道断」だったそうで、洪庵は洋の東西問わず古今共通の医道の本旨を適塾の若い医師たちに伝えたかった、と、本書に書かれています。

明治維新前夜の偉人の言動には、技術や処世術以外の部分に人間の本懐があるという、現代では時に不要と排除されがちな一見非合理の「人間の真実」が表現されているようで、私はいつも強烈に感銘を受けます。

こうして緒方洪庵の生涯を振り返って読んでみたりしますと、日本は明治維新以来、西洋化の長い時間をかけて、西洋に自らを失ったかのように論じられることがありますが、実は西洋化とかは関係なく、ただ単に安逸と名利のために生きる事を第一としてしまって、西洋の功利や科学の前に東洋の精神論は無力と要らぬレッテルを貼り、なにやら自然と長い間祖先に大切に語り継がれてきた哲学を実現困難なものとして自ら勝手に切り捨ててきたのではないかと思うのです。

大切なものは洋の東西を問わないのだなぁ、と。

何事も一事で100%を賄う事はなく、科学も自然の摂理の一部であり、思想や哲学の精神論もまた自然の一部であるということなんだと。

人のため世のためというのは、まさに洋の東西を問わない古今共通の人智なのだということは、何度も繰り返し再確認をしていきたいと思うのです。

人間にとって一番力が出るところですね、きっと。人のため世のため、というのは。

自分のためというのは、結局はどうしても力が出ません。

人の役に立っていると信じられるから力が出る。

これを戦争に利用するのは、最も浅はかな行為ですね。

今年も信念のままに生きる事が出来ますように。

総選挙から一年、ありがとうございます。


今日で昨年の総選挙から丸一年が経ちました。

投票箱が閉まる午後8時のちょうど一年後の今日の午後8時は、バイトを上がる時間で迎えました。

この間、逆風の民主党を、力を振り絞ってお支え下さった党員・サポーターの皆様、そして各方面の先輩方、現役議員として真正面から民主党への批判を受け止め続けながら荻原を見守って頂いた地方議員の皆様、地方議員の皆様それぞれの支援者の皆様方、そして、日頃、街頭でお声掛けを頂き励ましの言葉を掛け続けて頂いた国民の皆様方、朝の駅頭でおぎわらモーニングを受け取って頂いた皆様、あるいは笑顔で会釈をしてくれた皆様、おはようございますとお応え下さる皆様、がんばれと一声下さる皆様、そして横浜市議時代からずっと支え続けてくれている皆様方、この一年間、まさに感謝の言葉もありません。本当に、ありがとうございました。

私は今後とも、神奈川4区において民主党の公認を得るべく努力を重ねて行く所存です。

政権交代可能な政党政治、困難に生きる人々を支える政治、集権政治から分権政治への転換、この3つが今後も私の目標の柱です。

民主党は2009年政権交代前夜、格差社会を是正すると訴えていました。

アルバイトが長かった私は、格差是正を訴える政党であるから、民主党に決定的な共感を覚えていました。

弱肉強食の世情は日本のためにならない、アルバイト暮らしでも、安月給でも、立派な国民なのであって、負け組待ち組と蔑みを受けることなどあってはならず、人間としてもっと尊重されるべきだと心底訴える事が出来たのは、民主党があったからでした。

だから昨年の総選挙も、民主党の存在を守ろうと、心底思いました。今も後悔は微塵もありません。

苦しい時こそ支え合う政治家になりたいと思いますし、政党政治はそこから始まり、そこに終わるとも思います。

民主党の反省点も、そこに尽きると思います。

これからも、力を振り絞って精進を続けて参りたいと思います。

困難こそ正しさであると信じて。

何卒倍旧の御指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

特定秘密保護法


12月6日に特定秘密保護法が成立しました。

政党政治の弱さが生んだ、国民不在の欠陥法です。

懲役10年という世界に類を見ない厳罰、最長60年という長期間の秘密指定、「前各号(※1)に掲げる事項に関する情報に準ずるもので政令で定める重要な情報」は60年を超えて永久に秘密指定出来る、第三者機関の明記がない。

重大な瑕疵ある法律をなぜこれほど急いで通したのか。

民主主義はやはり、与党・野党拮抗したふたつの大きな勢力が無くては健全に機能しないことがあらためて分かります。

多弱と言われる野党勢となったのは、民主党の力不足が最大の原因であり、民主党はこの点を猛省し続けると同時に、健全な民主主義の構築のため、しっかり踏ん張り続けなければならないと思います。

情報公開の流れに逆行したこの法律は、いつか脱ぎ捨てないといけません。

そのときが来るまで、12月5日まで着ていた服は、捨てないで箪笥にしまっておきましょう。

すぐまた着られるように。

民主主義は1日1年で成らず。3歩進んで2歩下がる思いで進化を続けよう、です。

特定秘密保護法施行までの間、第3者チェック機関が確実に行政外からのチェック機関として設置されるよう、国民の皆様と共に与党を監視したいと思います。

(※1)

一 武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物(船舶を含む。別表第一号において同じ。)
二 現に行われている外国(本邦の域外にある国又は地域をいう。以下同じ。)の政府又は国際機関との交渉に不利益を及ぼすおそれのある情報
三 情報収集活動の手法又は能力
四 人的情報源に関する情報
五 暗号
六 外国の政府又は国際機関から六十年を超えて指定を行うことを条件に提供された情報
七 前各号に掲げる事項に関する情報に準ずるもので政令で定める重要な情報

 

荻を見つけた。


荻 葉山町長柄

荻 葉山町長柄

荻を初めて見分けた、と、思います。

たぶんです。

白い穂が荻、だろうと思います。

下の茶色いのがススキで。

荻は毛が本当に長く、柔らかい手触りでふさふさしてました。

遠くからでは、ススキと荻はまったく見分けがつかないので、よく近づいて見てみないと分かりません。

荻は川辺などの湿地に生えるようです。

今日は、葉山町の長柄で見つけました。

小さな川がそばに流れていて、かつて田んぼだったところだそう。

もっと荻を探してみたいと思います。

荻 葉山町長柄2

荻 葉山町長柄2

栄区民まつり、盛大でした。


栄区民まつり

今朝は栄区民祭りにお邪魔しました。

横浜市の資源循環局のブースにあった、ゴミの分別例。

「燃えるゴミ」から「燃やすゴミ」に変わって、もうどれくらい経ちますでしょうか。

燃やすものと燃やさないものとの区別には、いまだにゴミを捨てるたび不安があります。

歯磨き粉のチューブとかは、歯磨き粉が完全には出しきれないし、本当に容器リサイクルに捨てていいのか?とよく思ってしまう。

そして、いつも市のパンフレットとかで確認してしまう。

こうやって疑いようなく示して頂けると、二度と忘れないかも。。。

と、期待して、しかしやはり、忘れたとき用にと、写真撮りました。

栄区に隣接する鎌倉市では、紙の捨て方に一工夫があって、

ボール紙はひもで縛る、ミックスペーパーはホッチキスかガムテープでとめる、というルールがあります。

ボール紙とミックスペーパー

ボール紙ってなんだっけ??と最初思いましたが、ティッシュの箱、お菓子の箱、要するにダンボールのようにぎざぎざのなみなみの無いかたい紙、と頭に刷り込ませて、それはそれでひとつの紙袋に詰めて、これはヒモ!と、ヒモを近くに置いておくようにしました。

ミックスペーパーはシュレッダーすることにして、ホッチキスの機会はなるべく減らして(いまのところ)、

そして牛乳などの紙パックの袋をひとつ、新聞雑誌広告チラシの袋をひとつ。

「水を制する者は、天下を制する。」

と言われるように、

「ゴミを制する者は、自治体を制する。」

と、いつかどこかで先輩から伺った言葉をよく思い出します。

本当、その通りかもしれない。

国民>政党>政治家


DSC_0256

この原発アンケートは、今夏、由比ヶ浜のかまんど市場で御見かけしました。

すばらしい結果です。

原発のみならず、国のすべての事柄について、国民によって決定されるのが民主主義。

政策は最終的には政治家が決めるのではなく、国民が決める。

皆さんの強い意志の表れと感じました。

様々な判断において、政治家は自分より政党を優先すべきと思いますし、政党は自分より国民を優先しなければなりません。

国民が最上位で、次に政党、その次に政治家個人、この流れは極めて重要と思います。

政治家個人よりも政党を優先すべしというのは、政治家個人が私利私欲に走らないように政党内民主主義に従うべし、ということで、一人の政治家の考えをあまりに優先すると極端には独裁を許す風土となります。

そして、政党も、一部の有力者の意見に従うようでは多数意見を集約する民主主義政党ではなくなりますし、党利党略に走って己が党の都合だけを優先することのないように、常に国民全体の声に従う存在でなければならないということです。

国会が既得権益の牙城にならないように政権交代は必要ですし、政党は国民の様々な意見を集約出来て、政策責任を果たせる政治集団として定着していく必要があります。

一人ひとり意見が違うのは当たり前、いかに多くの意見や考えを消化し血肉に変えられるか、そこに政党の本領が見えてくるのだと思います。

国民の声を「聞く」にとどまらず、国民の声に「従う」という意識を守る政治風土を、これからの日本に定着させたいと思う日々です。

さるすべり、無欲。


本覚寺 さるすべり

夏の日ざかりのさるすべりは美しいです。

写真は本日の本覚寺のさるすべり。

わしわしと曲がりくねる樹枝は生命力あふれる感じです。

樹木は人間のように着飾ることなく、人間が手入れをする以外は、自然そのものですから、その泰然自若な姿におおいに惹かれます。

菜根譚に

心に欲がない人は、

「涼、酷暑に生じ、朝市もその喧を知らず」

(酷暑の中でも涼やかで、騒々しい雑踏(朝市)の中でもそのやかましさを感じない)

さるすべりは、こんなに元気いっぱいで鮮やかな花を咲かせているのに、

どんなに暑くても周囲が賑やかでも何があってもじっとしているところが、

なかなか見事な無欲さであると、

本日も感じた次第です。